ガンプラ 素組みブログ

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RG νガンダム HWS レビュー


RG νガンダム HWSです。プレミアムバンダイ2020年9月発送分で本体とのセット版を購入しました。販売価格は税込7,260円です。
通常版のレビューはこちら。
andousensei.hatenablog.com
ランナー枚数は、本体13枚とHWS(ヘビー・ウェポン・システム) 8枚。パーツ数は、パーツリストで数えて本体378とHWS183。フィン・ファンネルのアドヴァンスドMSジョイントのみABSが使用されています。
MG νガンダム HWS Ver.Kaと同じく白、黄色の成型色はウォーム系の色調が採用されています。
白、黒色の成型色はツヤ消しの色調が採用されています。
リアリスティックデカールは、νガンダム本体用とHWS用の2枚付属。本体用は箔無し73番及び箔付き24番まで、HWS用は箔無し64番及び箔付き1番まで付番されています。これまで製作してきたRGの中では標準的な枚数です。


取扱説明書は、本体用(通常版と同じ)とHWS用(1枚もの)に別れています。

足首組立途中です。
通常版では、武器類を先に組み立て、それから本体を組み立てましたが、今回は説明書の順番どおり本体から組み立てます。

右脚組立完了です。白い装甲はアイボリー系の濃淡3色で色分けされています。しっかりと奥までフレームにはめ込みます。
ふくらはぎ外側F⑤パーツは取り付けません。

右脚デカール貼付完了です。
リアリスティックデカールは粘着力が強いので、デカールの端をピンセットでつまんで水にくぐらせます。こうすることで粘着力を一時的に弱めることができます。貼付する位置決めができたら綿棒で水分を拭き取ります。
追記:2021/10/15 6:45 ただし、箔付きデカールはデザインナイフの刃先に乗せ、水にくぐらせずに位置決めして貼付します。

右脚の可動テストです。関節の可動と連動して装甲がスライドする「マルチリンク・ギミック」が搭載され、正座できそうなまでに膝が曲がります。

左脚組立途中です。足首は撮影のために軽く取り付けただけです。
通常版製作時、フレーム状態で可動テストをしていると、膝シリンダーのインナーパーツがアウターパーツから外れてしまいました。
可動テストは、組立説明書に記載のとおり、脚の完成後に行うことをお勧めします。

左脚組立途中です。引き続き足首は撮影のために軽く取り付けただけです。フレームに貼付した箔付きリアリスティックデカールは、装甲を取り付けるとほとんど見えなくなります。

左脚組立及びデカール貼付完了です。ふくらはぎ外側F④パーツは取り付けません。

左脚の可動テストです。可動部分を十分に慣らしておきます。

腰部フレーム組立途中です。脚の可動範囲を広げるギミックが搭載されています。

腰部フレーム周り組立完了です。「V」のエンブレムもパーツ分割で色分けされています。パーツが非常に小さいので紛失しないよう注意が必要です。。

脚の可動範囲を広げるフレームの可動テストです。①フレーム下部のロックを解除②両脚のジョイントを下げ③後部下側装甲のロックを解除。

④後部上側装甲のロックを解除⑤後部下側装甲を元の位置に⑥前部装甲のロックを解除。

⑦フレームを押し下げ⑧前部装甲を元の位置に。

⑨後部上側装甲を元の位置に⑩フレーム下部のロックを元の位置に戻して完了です。各部が力強くロックされているので、完成前に可動テストをしておくことをオススメします。

下半身組立完了です。

リアスカートの赤いパーツA33及びA34は取り付けません。

胸部フレーム組立完了です。撮影のために腰部に軽く取り付けただけです。コックピットハッチの造形があります。

胸部組立及びデカール貼付完了です。左胸のセンサーと右胸の突起(ブレードアンテナ)は取り付けません。

コックピットハッチ開閉。

コックピット周りにサイコフレームの造形はありません。

右腕組立途中です。上腕の装甲は濃淡2色で色分けされています。

両腕組立及びデカール貼付完了です。平手は左右付属します。

左腕の可動テストです。手首に引出しギミックが搭載されています。

肩部×2組立途中です。フレーム構造の恩恵で装甲を大きく展開することができます。

肩部及び両腕取り付け完了です。

肩部を取り付ける際は、胸部側の軸関節を引き出しておくと確実に取り付けることができます。

頭部組立途中です。バルカン砲、バルカン砲の排莢口及びダクト内部はフレームパーツで色分けされています。

頭部組立及びデカール貼付完了です。小顔で脚長のスタイルです。

後頭部のダクトもフレームパーツで色分けされています。

ツインアイ周りですが、ツインアイと隈取りが1枚になっている箔付きデカールを選択しました。
ブレードアンテナは十分鋭く成型されています。

ランドセル(バックパック)組立途中です。マルイチの色分けは、フレームパーツでパーツ分割されています。


ランドセル(バックパック)組立及びデカール貼付完了です。

ファンネル・ラックのパーツは、ダブル・フィン・ファンネルを選択できるよう右側も付属しています。

これで本体の組立が完了です。

ビーム・サーベルと右持ち手です。持ち手はバズーカと兼用で、手首部分には可動軸があります。同じ仕様の左持ち手も付属します。

サーベルの刀身は長く、反りが加えられています。

左腕のサーベル・ラックをスライドさせると、予備のビーム・サーベルがポップアップします。

予備のビーム・サーベルを装備。

ビーム・ライフルは、合わせ目が出ないようにパーツ分割されています。

腰のハードポイントに懸架できます。

ビーム・ライフルを装備。ライフル専用持ち手は、右手のみです。

ニュー・ハイパー・バズーカを装備。砲身と弾倉は1パーツ成型で、合わせ目が出ないパーツ分割になっています。

砲身を縮めてランドセル(バックパック)のハードポイントに懸架できます。

シールド組立及びデカール貼付完了です。

シールド裏面のビーム・キャノン先端とミサイルは別パーツです。


シールドは左腕のサーベル・ラックをはさみ込むように装備します。

フィン・ファンネル組立途中です。アドヴァンスドMSジョイントに白化したバリが出ていますが、装甲パーツを取り付けると隠れるので、無理に処理しなくても良いかと思います。

フィン・ファンネル組立及びデカール貼付ようやく完了です。アドヴァンスドMSジョイントのおかげで組立工程が簡素化されているものの、同じパーツを6個ずつ処理するのは忍耐を要します。

発射形態に変形。MG Ver.Kaと比べ、カッチリと形態を保持できます。アドヴァンスドMSジョイントの恩恵です。

ファンネルの連結は、HGUCの仕様に似ており、しっかり固定できます。MG Ver.Kaでの課題が解決されています。

フィン・ファンネルとニュー・ハイパー・バズーカを背負っても難なく自立します。

フィン・ファンネルの長さは、νガンダムの頭頂高とほぼ同じです。

動かしていてもフィン・ファンネルが不意に外れるようなことはありません。

フィン・ファンネルを装備すると、さすがに上体が若干左に傾いてしまいました。

脚を肩幅に開いてバランスを取っています。

腰部(フロント)装甲ユニット組立及びデカール貼付完了です。
デカール⑯⑰の貼り指示はマルイチの上部ですが、デカールが大きすぎるので内側に寄せました。

内部メカディテールが再現されています。

腰部(フロント)装甲ユニットは、フロントスカートの二重装甲をスライド展開して取り付けます。

脚部装甲兼スラスターユニットです。機体番号「01」の大判デカールが、外層と内部フレームとの凹凸に重なってスキマができてしまいます。デザインナイフで切れ目を入れてみましたが、キレイに仕上がりません。

内部メカディテールが再現されています。

腰部(フロント)装甲ユニットと脚部装甲兼スラスターユニットを装備。

右脚の「01」デカールは、後ほど貼付します。

腰部(リア)装甲ユニット組立完了です。MG Ver.Ka HWS ではオミットされた装甲です。
追記:2021/12/28 5:50 装甲が干渉して、腰のハードポイントにビーム・ライフルを懸架できなくなります。
右脚の「01」デカール貼付しました。

胸部にフレームを露出させるギミックが仕込まれていますが、胸部装甲ユニットの装備には使用しません。

胸部装甲ユニット組立及びデカール貼付完了です。

肩部ミサイルランチャーにデカールを貼る際は、デカールの余白をできるだけカットしておくことをオススメします。シール式のデカールは固く、曲面に馴染みにくいからです。

各部追加装甲の造形が、MG Ver.Ka HWS と比べ、バランス良くなっています。

胸部ミサイル・ランチャーは、装甲パーツとフレームパーツを組み合わせることでミサイルが別パーツ化されているように見える構成です。
ミサイル・ハッチの裏側にもディテールが再現されています。

ハイパー・メガ・ライフル組立及びデカール貼付完了です。パーツ分割と段落ちモールドで合わせ目が出ない構成です。

砲身に伸縮ギミックがあり、それぞれの形態をしっかりと保持できます。

バイポッド(二脚銃架)は可動します。MG Ver.Ka HWS では可動がオミットされていました。

持ち手はビーム・ライフル持ち手と兼用です。ライフルと前腕をジョイントで固定するので、しっかりと保持できます。

肩と肘の関節もライフルの重さに負けることなくポーズを維持できます。

ライフル上面のデカールは、段差をまたぐようになるので、デザインナイフで切れ目を入れながら貼付しました。

ハイ・メガ・シールド組立途中です。先端の黒色はパーツ分割で色分けされています。

ハイ・メガ・シールド組立及びデカール貼付完了です。

装甲と二連装メガ粒子砲を展開させた状態です。

左腕に装備時の保持力強化のためのアタッチメントを装着します。

ハイ・メガ・シールドを装備。余裕で自立します。

ノーマルのシールドに被せて装備します。

ハイ・メガ・シールドの重量で重心が左に偏るのため、腹部ジョイントを若干右に調整しました。

νガンダム本体より大きなハイ・メガ・シールドを、地面に付けることなく左腕で保持できていることに驚かされます。

フィン・ファンネルを装備。

フル装備でも余裕で自立します。

バズーカは、追加装甲に干渉することなくランドセル(バックパック)のハードポイントに懸架できます。

フィン・ファンネルの重量も加わって、さらに重心が左に偏るものの、腹部ジョイントを若干右に調整することで胴体をほぼまっすぐ保持できます。




アクションベース5を使用してディスプレイ。頭頂高は、1/100 MG V2アサルトバスターガンダム Ver.Ka とほぼ同じでした。

以上、RG νガンダム HWSでした。
ツヤ消しの成型色が武装強化された機体を引き立てます。
各部重装甲アーマーの保持力も十分です。
再販されたら、ぜひ手にとってほしいオススメのキットです。

スミ入れとリタッチには、GSiクレオスのリアルタッチマーカーを愛用しています。

ホワイトのパーツ:リアルタッチグレー1
ダークグレーのパーツ:リアルタッチグレー2
ダークブルーのパーツ:リアルタッチブルー1
レッドのパーツ:リアルタッチレッド1
イエローのパーツ:リアルタッチオレンジ1
頭部マスク、バルカン砲の砲口及び排莢口:リアルタッチグレー3

デカール貼付枚数
νガンダム:149枚
HWS:85枚

当方の製作法は、月刊ホビージャパン 2017年9月号「今さら聞けないガンプラ製作法講座」に倣っています。