HGUC Ξ(クスィー)ガンダム です。販売価格は税込6,600円です。2021年4月24日発売日に幸運にも店頭で購入することができました。
箱の大きさは、MG ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka と同じでした。1/144とは思えない大きさと重量です。
ランナー枚数は、19枚。パーツ数はパーツリストで数えて292。RG ジオング とほぼ同じで、見た目より多い印象です。
HG ペーネロペーのレビューはこちら。
andousensei.hatenablog.com
組立説明書は、機体説明も含め19ページあります。ディスプレイにはアクションベース1が推奨されています。
ボディ組立途中です。簡易なフレーム構造が採用されており、腕の付け根が少しですが、前後にスイングします。白いパーツは青みがかった成型色になっています。
背部スラスターの内側は設定ではオレンジ色ですが、色分けはされていません。
コックピット左右のクチバシのような部分です。オレンジ色はシールでの色分けです。
クチバシ部分は上方向にスイングさせることができます。
ボディ組立完了です。ブレードアンテナのフラッグはアルティメットニッパーでカットし、モデラーズナイフで仕上げました。
クチバシ部分はブレードアンテナに干渉するところまでスイングさせることができます。
右腕組立完了です。手指及び掌のスミ入れに30分以上要しました。手首の接続は、掌側がボールジョイント、前腕側が軸接続という珍しい方式です。
前腕、肘関節及び腕の付け根に簡易なフレーム構造が採用されています。前腕装甲の合わせ目は段落ちモールドになっています。
左腕組立完了です。肘は二重関節でここまで曲がります。
脚×2です。オレンジ色はシールでの色分けです。足裏に肉抜きはありません。大腿部の合わせ目は段落ちモールドになっています。
右脚組立完了です。フライト・フォーム変形時の足先両サイドパーツの組み換えですが、パーツが力強くハマっているため、容易ではありません。
膝裏の動力パイプの内側は肉抜きされています。
左脚組立完了です。外側のオレンジ色のシール⑦は、爪楊枝と綿棒でパーツの凹に密着させて貼るとピッタリ合う大きさになっています。
腰部組立途中です。グレーと赤色はシールでの色分けです。フロントスカート及びリアスカートの裏打ちパーツは、左右一体で成型されていますが、真ん中で切り離すよう、説明書に指示があります。
腰部組立完了。両脚を接続します。
サイドスカートに裏打ちパーツはありません。
ボディを接続。コックピット周りにガンダムフェイスの意匠があります。
この時点でMG V2ガンダム Ver.Ka より大きくなりました。
両腕と頭部を接続。
ツインアイはグレーのフレームパーツにホイルシールです。あごの赤色パーツは非常に小さいので、紛失に要注意です。
リアカメラもグレーのフレームパーツにホイルシールです。
ブレードアンテナ(短)のフラッグはカットしています。
追記:2021/8/20 16:00 本体が出来上がると、そこで満足してしまい、武器類を組み立てるためのモチベーションを維持できないおそれがあるので、次は武器と武器持ち手の組立に移ります。
ビーム・ライフル、銃持ち手組立完了です。ライフル先端を除いて合わせ目が出ます。
エネルギー・パックをはさみ込む部分の合わせ目にすき間ができるので、MG νガンダム HWS Ver.Ka の外装の色分けに使ったカラーシールの余白を切り取り、合わせ目に貼り付けてみました。
シールド組立完了です。中央のグレーはシールでの色分けです。爪楊枝でパーツの凹凸になじませました。
シールド裏側先端部の白色はシールでの色分けです。
サーベル持ち手は左右付属。
肩アーマー(右)組立完了です。
アーマーの可動域を十分確認していないと、動かす時に破損してしまいそうです。
肩アーマー(左)組立完了です。
肩アーマーが干渉して腕のポーズ付けに手間取ります。
上半身に重量が偏っていますが、しっかり自立できます。
ビーム・サーベル組立完了です。柄は左右貼り合わせで合わせ目が出ます。
スタビライザー組立途中です。左右貼り合わせで合わせ目が出ます。取り付け基部の内側は肉抜きされています。
スタビライザー組立完了です。小翼の先端の黄色はシールでの色分けです。
スタビライザーの角度を調整すれば十分自立できます。これで組立は全て完了です。
フライト・フォームへの変形に30分強を要しました。やはり足先両サイドパーツの組み換えに時間を要してしまいました。
スタビライザーの変形は、その自重を保持するための差し替え変形であろうと推測されます。
ビーム・ライフルとシールドを装備。
ミノフスキー・フライトが白で統一されたことで、より大きく見えるように感じます。
1/144スケールとは思えない圧倒的な大きさです。劇中のイメージが見事に再現されています。
ボックスアートのイメージで。
以上、HGUC Ξ(クスィー)ガンダム でした。
定価6,600円というMG Ver.Ka よりも高額なキットであることを考えると、スタビライザーの小翼やスラスター内側の色分けをもう少し頑張って欲しかったという思いはあります。頭部ツインアイがクリアパーツで別パーツ化されていないことも残念なポイントです。
欲張りたい点はあるものの、最小限のパーツ数で最大限劇中のイメージが再現されています。
2021年8月現在入手困難な状況が続いていますが、店頭で見かけられた際には迷わずお手に取っていただきたい良キットです。
当方の製作法は、月刊ホビージャパン 2017年9月号「今さら聞けないガンプラ製作法講座」に倣っています。
スミ入れとリタッチには、GSiクレオスのリアルタッチマーカーを愛用しています。
ホワイトのパーツ:リアルタッチグレー1
グレーのパーツ:リアルタッチグレー2
レッドのパーツ:リアルタッチレッド1
ブルーのパーツ:リアルタッチブルー1
イエローのパーツ:リアルタッチオレンジ1