ガンプラ 素組みブログ

ガンプラを素組み・スミ入れのみで作ります🦄

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム レビュー


RG 1/144 RX-78-2 ガンダム です。販売価格は税込2,750円です。2022年2月の再販で購入しました。
完成の暁にはRG ジオングと並べてディスプレイする予定です。
RG ジオングのレビューはこちら。
andousensei.hatenablog.com
ランナー枚数は10枚。パーツ数はパーツリストで数えて269。アドヴァンスドMSジョイントとフレームの一部にABSが使用されています。
リアリスティックデカールは箔無し86番、箔付き34番まで付番されています。
追記:2022/4/9 9:30 ランナーには多色成型ランナーが2枚含まれます。

組立説明書は、機体説明も含め19ページあります。

ハイパー・バズーカ組立及びデカール貼付完了です。砲身は筒状に成型されており、合わせ目が出ないパーツ構成です。

ビーム・ライフル組立及びデカール貼付完了です。銃身は1パーツで成型されており、合わせ目が出ないパーツ構成です。ゲート処理時にパーツの持ち方がマズく、銃身の先端が白化してしまいました。

シールドです。裏面に取り付けるグリップとジョイントは、両腕のアドヴァンスドMSジョイントから外して組み立てます。

コア・ファイター組立及びデカール貼付完了です。設定どおりに色分けされています。ランディング・ギアは差し換え式です。

コア・ブロックに設定どおり完全変形します。1/144スケールで色分けと変形が完全に実現されていることに驚かされます。

やってしまいました。かかとの赤いパーツC⑦を取り付けた後に外そうとしたのがいけませんでした。アドヴァンスドMSジョイントがちぎれてしまいました。

アドヴァンスドMSジョイントの余剰パーツの噛み合わせが固く、取り除く際に白化させてしまったところがちぎれました。
WEB部品通販で取り寄せることにしました。アドヴァンスドMSジョイントはランナー単位での販売なので700円+送料一律300円。ひとまず足首の組立は後回しにします。
追記:2022/3/11 12:30 WEBで注文して5日後に届きました。郵送で注文書と定額小為替を送っていたころと比べると半分ほどの日数で届きました。とても便利です。

気を取り直して腰部から再開します。スカート部分は前後の区別はありません。ホワイト部分が上下パーツ分割で2色に色分けされています。

アドヴァンスドMSジョイントB④パーツです。これを3つに分離して、胸部・腹部・腰部のフレームにするという、画期的な構造です。

腰部組立途中です。V字エンブレムの周りレッドのパーツは上下に分割されています。そのためフンドシ部分の装甲パーツにはめ込む際に上側が外れやすく、ストレスを感じます。

腰の基部組立及びデカール貼付完了です。前後スカートが、動かすとポロリします。おそらくフレームとなるF⑥及びF⑦パーツのボールジョイントが若干短過ぎるのではないかと感じます。


腰の基部が前後に可動します。

部品が届いたので、足首の組立再開です。アドヴァンスドMSジョイントB⑩の余剰パーツは小型のマイナスドライバーでこじるようにして取り除きました。

足首組立及びデカール貼付完了です。

つま先は三分割で可動します。

腰部組立及びデカール貼付完了です。

レッドの装甲は濃淡2色のパーツ分割で色分けされています。

右脚組立及びデカール貼付完了です。装甲がホワイト、ライトグレー、アイボリー3色のパーツ分割で色分けされています。

パーツ分割が細かいので、ゲートをきれいに処理する必要があります。

可動テストです。フレームを破損しないか緊張が走ります。ふくらはぎ下の装甲も連動可動します。

左脚組立途中です。足首は撮影のために軽く取り付けただけです。

左脚組立途中です。ふくらはぎのフレームだけで5つのパーツに分割されています。

左脚組立途中です。大腿部だけで5つのパーツに分割されています。

下半身組立及びデカール貼付完了です。

MG RX78-2 ver2.0 と比べ、装甲のパーツ分割が多くなっています。

胸部組立途中です。胸部ダクトのフィンにゴールドのリアリスティックデカールを貼付しています。

コア・ブロックは可動用を使用しています。

胸部前側デカール貼付完了です。

バックパック組立途中です。メインスラスターのコーンはカッチリとハマらない仕様です。ムリに押し込もうとしないよう注意願います。

胸部組立及びデカール貼付完了です。

最終決戦で大破したガンダムのように見えます。

右腕組立途中です。アドヴァンスドMSジョイントから取り外したパーツは、シールドのジョイントになります。

右腕組立途中です。1/144スケールながら極限までパーツ分割されています。

右腕組立完了です。装甲がホワイト、ライトグレー、アイボリー3色のパーツ分割で色分けされています。

可動テストです。上腕の装甲がスライドして、ここまで曲がります。

肩部と右腕組立及びデカール貼付完了です。

固定の握り手と可動指が付属します。可動指はエモーション・マニピュレーターに準じた造りで、指の付け根と第二関節が可動します。

ラストシューティング。

左腕組立途中です。カッパーのリアリスティックデカールは、端の部分が時間とともに浮いてきてしまいます。

また、やってしまいました。G⑩パーツ破損です。左腕の組立後、可動テストをした際に肘の外側のヒンジがレールから外れてしまい、はめ直しながら原因を探っていたら、なぜかG⑩パーツがちぎれてしまいました。WEB部品通販で取り寄せようと思ったのですが、なんとGランナーが欠品でした。接着で対処です。

破損したG⑩パーツの修復を試みます。MG νガンダム HWS Ver.Ka の外装の色分けに使ったカラーシールの余白を切り取り、ちぎれた部分の外側に貼り付けて固定。その後タミヤセメント(流し込みタイプ)で接着して乾燥を待ちます。カラーシール素材の追従性の良さを活かした修復方法です。

なんとか左腕が組み上がりました。G⑩パーツの破損箇所も接着に成功したようです。

左腕デカール貼付完了です。

左腕の上腕後ろ側の装甲がポロリします。G⑩パーツが破損した際に、バラしたのが影響しているのかもしれません。


頭部組立及びデカール貼付完了です。

ツインアイ部分は、クリアパーツA⑫をガンダムマーカー ガンダムブラックで塗装してからツインアイのみのリアリスティックデカールを貼付しました。

ビーム・ライフル及びシールドを装備。

両手は、固定の握り手から可動指に換装しています。

RG ジオングと並べてみました。

キット付属のディスプレイ用ジョイントはアクションベース2対応です。

以上、RG 1/144 RX-78-2 ガンダム でした。
リアルグレード第1弾にふさわしく画期的なギミック、パーツ分割が採用されています。そのため組立にストレスを感じるところもあります。アニメの設定さながらRX78-2 ガンダムはプロトタイプであり、技術的な試みが繰り返されながら、リアルグレード・シリーズが洗練されていったことを感じられるキットです。

しかしながら、本キットはRGシリーズ第一段にして組立の難易度は最高クラスと思われます。初心者の方にはオススメしにくいキットと言わざるを得ません。

追記:2022/05/22 9:00
パーツのポロリが酷いとのレビューを見かけますが、当方が購入したキットでは同様の現象は見受けられません。再生産の際に調整されているのかもしれません。
左腕のアドヴァンスドMSジョイントB⑨について。可動テストの際に肘の外側のヒンジがレールから外れます。部品通販で購入したB⑨パーツは、より外れやすかったので個体差によるものではないと思われます。

スミ入れとリタッチには、GSiクレオスのリアルタッチマーカーを愛用しています。

ホワイトのパーツ:リアルタッチグレー1
グレーのパーツ:リアルタッチグレー2
ブルーのパーツ:リアルタッチブルー1
レッドのパーツ:リアルタッチレッド1
オレンジ、イエローのパーツ:リアルタッチオレンジ1

デカール貼付枚数:178枚
リアリスティックデカール(箔無し)は、とても粘着力が強いので、端をピンセットでつまんで水にくぐらせてからパーツに貼り、位置決めできたら綿棒で水分を抜き取っています。

当方の製作法は、月刊ホビージャパン 2017年9月号「今さら聞けないガンプラ製作法講座」に倣っています。