ガンプラ 素組みブログ

ガンプラを素組み・スミ入れのみで作ります🦄

RG ジオング レビュー


RG ジオング です。販売価格は税込6,050円です。2021年3月の再販で購入することができました。
箱の大きさは、MG ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka と同じでした。1/144とは思えない大きさと重量です。
ランナー枚数は、専用アクションベース4枚を含め23枚。リード線(赤)が1本、リード線(黒)が2本付属。パーツ数はパーツリストで数えて296。見た目より少ない印象です。ハンドパーツのアドヴァンスドMSジョイントのみABSが使用されています。
リアリスティックデカールは箔無し33番、箔付き23番まで付番されています。これまで製作してきたRGの中では最も少ないです。
追記:2021/5/23 15:45 パーツ数が少ないのは脚が無いからですね。

組立説明書は、機体説明も含め19ページあります。

頭部組立途中です。モノアイはクリアパーツにデカールを貼付しています。デカールは箔無しです。デカールが薄いためかクリアパーツを取り付けているフレームのグレーが透けてしまいます。

後頭部のコックピットハッチのグレーと装甲のグレーとは濃淡が色分けされています。

頭部組立及びデカール貼付完了です。ライトグレーの装甲は濃淡2色で色分けされています。口吻部メガ粒子砲もパーツ分割で色分けされていますが、とても小さいので紛失注意です。

左右のスラスターは前後に可動します。アンテナは長く十分とがっています。

コックピットハッチを開けるとシートの造形があります。

ボディ組立途中です。フレームにビッシリとディテールが盛り込まれています。

ブルーの装甲も濃淡2色で色分けされています。

右肩周り組立完了です。

装甲の隙間からフレームがのぞく超絶精度です。

左肩周り組立途中です。

フレームのディテールが装甲を取り付けると見えなくなってしまうので、もったいないです。

上半身組立及びデカール貼付完了です。頭部を接続しました。

胸部スラスターに貼る26番デカールは、パーツの端から位置を合わせると貼りやすいです。

下半身フレーム組立途中です。フレームの裏側までビッシリとディテールが盛り込まれています。

下半身フレーム組立途中です。サイドスカートを取り付けるH⑩パーツは、上下に可動するようにしっかりはめ込みます。

下半身フレームに装甲を取り付けます。腰周りの黒い装甲は4つのパーツで構成されています

腰部メガ粒子砲の砲身はパーツ分割で色分けされています。


股関節のジョイント部は左右独立して上下にスライドさせることができます。

大型スラスターです。ノズル内側までパーツ分割で色分けされています。

バルブとの接続基部の赤丸はリード線です。

大型スラスターを下半身に接続。
追記:2021/06/23 6:30 軸接続なので、脚に換装してパーフェクト・ジオングにするのでは?と思ってしまいます。

スラスターを前方向に。

スラスターを横方向に。

フロントスカート組立及びデカール貼付完了です。

ライトグレーの装甲は濃淡2色で色分けされています。

フロントスカートは分割して可動します。

ランディングギアは差し替え式です。

小型スラスター×5基です。ディテールがビッシリでスミ入れが大変です。

小型スラスター周りのフレーム組立完了です。

スラスター内側もパーツ分割で色分けされています。

リアスカート組立途中です。

組立説明書では、サイドスカートを組み立ててからリアスカートを取り付ける順番ですが、あえて先に取り付けました。

下半身組立及びデカール貼付完了です。

曲面で構成されたフレームと装甲が超絶精度で合わさります。

裏返すとハート形の中にスラスターの内部構造がギッシリ詰まっています。

上半身と下半身を接続する時は、腰のフレームを伸ばしておいた方が、「パチン」と音がするまではめ込み易くなります。

腰のフレームを通常の位置に。

頭部を接続。スカートが大型化されています。

後ろから見るとスカートの大きさが際立ちます。


モビルスーツというよりはモビルアーマーといった方がふさわしく思える異形のフォルムです。

装甲の隙間からフレームがのぞく超絶精度です。

前腕×2組立途中です。装甲を取り付けると見えなくなってしまうフレームにディテールがビッシリ入っています。

前腕×2組立途中です。装甲でフレームが見えなくなってしまいました。イエローの装甲は濃淡2色で色分けされています。

前腕×2組立及びデカール貼付完了です。

両肩フレーム組立完了です。装甲で隠れる細部まで作り込まれています。このフレーム、MG ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka の肩より大きいです。

両肩組立及びデカール貼付完了です。

白線のデカール①と②は先端の箔付き部分から位置会わせしていくと、後端の余白がパーツからはみ出すので、デザインナイフでカットしました。

両肩のブルーの装甲も濃淡2色で色分けされています。

1/144スケールとは思えないズッシリとした重量感があります。

両肩関節フレームです。ここも装甲で隠れてしまう細部まで作り込まれています。

腕×2の工程です。肩関節の装甲は上下にスイングするギミックが仕込まれています。

腕×2組立及びデカール貼付完了です。上腕部分は、グリーンの装甲が6パーツに分割されており、装甲の隙間からフレームがのぞく構成です。

両腕を接続。

肘は二重関節です。

前腕の先端部分は、リング状のパーツを奥まではめ込み90°回転させて固定する設計です。

この状態だとガンダムにオールレンジ攻撃をふさがれた後のように見えます。

腕部5連装メガ粒子砲(右)です。アドヴァンスドMSジョイントが採用され、組立の簡素化が図られています。組立の要領はエモーション・マニピュレーターSPとほぼ同じです。指の全関節が可動し、親指の付け根もクランク可動します。

指の全関節の可動テストを行ってから、親指以外を90°回転させます。

全ての指を正位置に可動させます。

パーツを組み合わせると手の形が出来上がります。

右腕組立及びデカール貼付完了です。

設定資料よりもかなり腕が大きくなった印象を受けます。

腕部5連装メガ粒子砲(左)の人差し指付け根部分の関節の可動テストをしようとしたら指が外れてしまいました。付け根部分を動かす時は90°回転させてからの方がスムーズに動かせます。

後ろから。腕とスカートの大きさが迫力を増します。

ディスプレイベースを組み立てれば完成です。

ディスプレイベース組立完了です。

上半身を大きく反らせて劇中のイメージを再現できます。

スカートアーマーを展開。

スラスターの方向をそれぞれ可動させることができます。

胸部スラスターは上体の動きに合わせて展開します。

モノアイレールのパーツを外すことでモノアイを頭頂部へ可動させることができます。

リアスカートにもディスプレイベースのジョイントがあります。

上半身を90°近く前に曲げることができます。

付属のリード線を使ってオールレンジ攻撃。

リード線は十分な長さがあるので、ディスプレイの自由度は高いです。

以上、RG ジオング でした。
組み立てやすさも十分考慮されていながら、動かしていてもパーツのポロリがありません。まさにジオングの決定版と言える素晴らしいキットです。
これほどの傑作キットが2021年7月現在入手困難な状況が続いていることが残念でなりません。再販の暁には是非お手にとっていただきたいです。

当方の製作法は、月刊ホビージャパン 2017年9月号「今さら聞けないガンプラ製作法講座」に倣っています。

スミ入れとリタッチには、GSiクレオスのリアルタッチマーカーを愛用しています。

ライトグレーのパーツ:リアルタッチグレー1
グレーのパーツ:リアルタッチグレー2
レッドのパーツ:リアルタッチレッド1
イエローのパーツ:リアルタッチオレンジ1
グリーンのパーツ:リアルタッチグリーン1
イロプラ(青)(紫)のパーツ:リアルタッチブルー1
ライトブルーのパーツ:リアルタッチグレー1
腰部メガ粒子砲の砲口:ガンダムマーカー スミいれ用〈ブラック〉

デカール貼付枚数:80枚