ガンプラ 素組みブログ

ガンプラを素組み・スミ入れのみで作ります🦄

RG νガンダム HWS レビュー


RG νガンダム HWSです。プレミアムバンダイ2020年9月発送分で本体とのセット版を購入しました。販売価格は税込7,260円です。
通常版のレビューはこちら。
andousensei.hatenablog.com
ランナー枚数は、本体13枚とHWS(ヘビー・ウェポン・システム) 8枚。パーツ数は、パーツリストで数えて本体378とHWS183。フィン・ファンネルのアドヴァンスドMSジョイントのみABSが使用されています。
MG νガンダム HWS Ver.Kaと同じく白、黄色の成型色はウォーム系の色調が採用されています。
白、黒色の成型色はツヤ消しの色調が採用されています。
リアリスティックデカールは、νガンダム本体用とHWS用の2枚付属。本体用は箔無し73番及び箔付き24番まで、HWS用は箔無し64番及び箔付き1番まで付番されています。これまで製作してきたRGの中では標準的な枚数です。


取扱説明書は、本体用(通常版と同じ)とHWS用(1枚もの)に別れています。

足首組立途中です。
通常版では、武器類を先に組み立て、それから本体を組み立てましたが、今回は説明書の順番どおり本体から組み立てます。

右脚組立完了です。白い装甲はアイボリー系の濃淡3色で色分けされています。しっかりと奥までフレームにはめ込みます。
ふくらはぎ外側F⑤パーツは取り付けません。

右脚デカール貼付完了です。
リアリスティックデカールは粘着力が強いので、デカールの端をピンセットでつまんで水にくぐらせます。こうすることで粘着力を一時的に弱めることができます。貼付する位置決めができたら綿棒で水分を拭き取ります。
追記:2021/10/15 6:45 ただし、箔付きデカールはデザインナイフの刃先に乗せ、水にくぐらせずに位置決めして貼付します。

右脚の可動テストです。関節の可動と連動して装甲がスライドする「マルチリンク・ギミック」が搭載され、正座できそうなまでに膝が曲がります。

左脚組立途中です。足首は撮影のために軽く取り付けただけです。
通常版製作時、フレーム状態で可動テストをしていると、膝シリンダーのインナーパーツがアウターパーツから外れてしまいました。
可動テストは、組立説明書に記載のとおり、脚の完成後に行うことをお勧めします。

左脚組立途中です。引き続き足首は撮影のために軽く取り付けただけです。フレームに貼付した箔付きリアリスティックデカールは、装甲を取り付けるとほとんど見えなくなります。

左脚組立及びデカール貼付完了です。ふくらはぎ外側F④パーツは取り付けません。

左脚の可動テストです。可動部分を十分に慣らしておきます。

腰部フレーム組立途中です。脚の可動範囲を広げるギミックが搭載されています。

腰部フレーム周り組立完了です。「V」のエンブレムもパーツ分割で色分けされています。パーツが非常に小さいので紛失しないよう注意が必要です。。

脚の可動範囲を広げるフレームの可動テストです。①フレーム下部のロックを解除②両脚のジョイントを下げ③後部下側装甲のロックを解除。

④後部上側装甲のロックを解除⑤後部下側装甲を元の位置に⑥前部装甲のロックを解除。

⑦フレームを押し下げ⑧前部装甲を元の位置に。

⑨後部上側装甲を元の位置に⑩フレーム下部のロックを元の位置に戻して完了です。各部が力強くロックされているので、完成前に可動テストをしておくことをオススメします。

下半身組立完了です。

リアスカートの赤いパーツA33及びA34は取り付けません。

胸部フレーム組立完了です。撮影のために腰部に軽く取り付けただけです。コックピットハッチの造形があります。

胸部組立及びデカール貼付完了です。左胸のセンサーと右胸の突起(ブレードアンテナ)は取り付けません。

コックピットハッチ開閉。

コックピット周りにサイコフレームの造形はありません。

右腕組立途中です。上腕の装甲は濃淡2色で色分けされています。

両腕組立及びデカール貼付完了です。平手は左右付属します。

左腕の可動テストです。手首に引出しギミックが搭載されています。

肩部×2組立途中です。フレーム構造の恩恵で装甲を大きく展開することができます。

肩部及び両腕取り付け完了です。

肩部を取り付ける際は、胸部側の軸関節を引き出しておくと確実に取り付けることができます。

頭部組立途中です。バルカン砲、バルカン砲の排莢口及びダクト内部はフレームパーツで色分けされています。

頭部組立及びデカール貼付完了です。小顔で脚長のスタイルです。

後頭部のダクトもフレームパーツで色分けされています。

ツインアイ周りですが、ツインアイと隈取りが1枚になっている箔付きデカールを選択しました。
ブレードアンテナは十分鋭く成型されています。

ランドセル(バックパック)組立途中です。マルイチの色分けは、フレームパーツでパーツ分割されています。


ランドセル(バックパック)組立及びデカール貼付完了です。

ファンネル・ラックのパーツは、ダブル・フィン・ファンネルを選択できるよう右側も付属しています。

これで本体の組立が完了です。

ビーム・サーベルと右持ち手です。持ち手はバズーカと兼用で、手首部分には可動軸があります。同じ仕様の左持ち手も付属します。

サーベルの刀身は長く、反りが加えられています。

左腕のサーベル・ラックをスライドさせると、予備のビーム・サーベルがポップアップします。

予備のビーム・サーベルを装備。

ビーム・ライフルは、合わせ目が出ないようにパーツ分割されています。

腰のハードポイントに懸架できます。

ビーム・ライフルを装備。ライフル専用持ち手は、右手のみです。

ニュー・ハイパー・バズーカを装備。砲身と弾倉は1パーツ成型で、合わせ目が出ないパーツ分割になっています。

砲身を縮めてランドセル(バックパック)のハードポイントに懸架できます。

シールド組立及びデカール貼付完了です。

シールド裏面のビーム・キャノン先端とミサイルは別パーツです。


シールドは左腕のサーベル・ラックをはさみ込むように装備します。

フィン・ファンネル組立途中です。アドヴァンスドMSジョイントに白化したバリが出ていますが、装甲パーツを取り付けると隠れるので、無理に処理しなくても良いかと思います。

フィン・ファンネル組立及びデカール貼付ようやく完了です。アドヴァンスドMSジョイントのおかげで組立工程が簡素化されているものの、同じパーツを6個ずつ処理するのは忍耐を要します。

発射形態に変形。MG Ver.Kaと比べ、カッチリと形態を保持できます。アドヴァンスドMSジョイントの恩恵です。

ファンネルの連結は、HGUCの仕様に似ており、しっかり固定できます。MG Ver.Kaでの課題が解決されています。

フィン・ファンネルとニュー・ハイパー・バズーカを背負っても難なく自立します。

フィン・ファンネルの長さは、νガンダムの頭頂高とほぼ同じです。

動かしていてもフィン・ファンネルが不意に外れるようなことはありません。

フィン・ファンネルを装備すると、さすがに上体が若干左に傾いてしまいました。

脚を肩幅に開いてバランスを取っています。

腰部(フロント)装甲ユニット組立及びデカール貼付完了です。
デカール⑯⑰の貼り指示はマルイチの上部ですが、デカールが大きすぎるので内側に寄せました。

内部メカディテールが再現されています。

腰部(フロント)装甲ユニットは、フロントスカートの二重装甲をスライド展開して取り付けます。

脚部装甲兼スラスターユニットです。機体番号「01」の大判デカールが、外層と内部フレームとの凹凸に重なってスキマができてしまいます。デザインナイフで切れ目を入れてみましたが、キレイに仕上がりません。

内部メカディテールが再現されています。

腰部(フロント)装甲ユニットと脚部装甲兼スラスターユニットを装備。

右脚の「01」デカールは、後ほど貼付します。

腰部(リア)装甲ユニット組立完了です。MG Ver.Ka HWS ではオミットされた装甲です。
追記:2021/12/28 5:50 装甲が干渉して、腰のハードポイントにビーム・ライフルを懸架できなくなります。
右脚の「01」デカール貼付しました。

胸部にフレームを露出させるギミックが仕込まれていますが、胸部装甲ユニットの装備には使用しません。

胸部装甲ユニット組立及びデカール貼付完了です。

肩部ミサイルランチャーにデカールを貼る際は、デカールの余白をできるだけカットしておくことをオススメします。シール式のデカールは固く、曲面に馴染みにくいからです。

各部追加装甲の造形が、MG Ver.Ka HWS と比べ、バランス良くなっています。

胸部ミサイル・ランチャーは、装甲パーツとフレームパーツを組み合わせることでミサイルが別パーツ化されているように見える構成です。
ミサイル・ハッチの裏側にもディテールが再現されています。

ハイパー・メガ・ライフル組立及びデカール貼付完了です。パーツ分割と段落ちモールドで合わせ目が出ない構成です。

砲身に伸縮ギミックがあり、それぞれの形態をしっかりと保持できます。

バイポッド(二脚銃架)は可動します。MG Ver.Ka HWS では可動がオミットされていました。

持ち手はビーム・ライフル持ち手と兼用です。ライフルと前腕をジョイントで固定するので、しっかりと保持できます。

肩と肘の関節もライフルの重さに負けることなくポーズを維持できます。

ライフル上面のデカールは、段差をまたぐようになるので、デザインナイフで切れ目を入れながら貼付しました。

ハイ・メガ・シールド組立途中です。先端の黒色はパーツ分割で色分けされています。

ハイ・メガ・シールド組立及びデカール貼付完了です。

装甲と二連装メガ粒子砲を展開させた状態です。

左腕に装備時の保持力強化のためのアタッチメントを装着します。

ハイ・メガ・シールドを装備。余裕で自立します。

ノーマルのシールドに被せて装備します。

ハイ・メガ・シールドの重量で重心が左に偏るのため、腹部ジョイントを若干右に調整しました。

νガンダム本体より大きなハイ・メガ・シールドを、地面に付けることなく左腕で保持できていることに驚かされます。

フィン・ファンネルを装備。

フル装備でも余裕で自立します。

バズーカは、追加装甲に干渉することなくランドセル(バックパック)のハードポイントに懸架できます。

フィン・ファンネルの重量も加わって、さらに重心が左に偏るものの、腹部ジョイントを若干右に調整することで胴体をほぼまっすぐ保持できます。




アクションベース5を使用してディスプレイ。頭頂高は、1/100 MG V2アサルトバスターガンダム Ver.Ka とほぼ同じでした。

以上、RG νガンダム HWSでした。
ツヤ消しの成型色が武装強化された機体を引き立てます。
各部重装甲アーマーの保持力も十分です。
再販されたら、ぜひ手にとってほしいオススメのキットです。

スミ入れとリタッチには、GSiクレオスのリアルタッチマーカーを愛用しています。

ホワイトのパーツ:リアルタッチグレー1
ダークグレーのパーツ:リアルタッチグレー2
ダークブルーのパーツ:リアルタッチブルー1
レッドのパーツ:リアルタッチレッド1
イエローのパーツ:リアルタッチオレンジ1
頭部マスク、バルカン砲の砲口及び排莢口:リアルタッチグレー3

デカール貼付枚数
νガンダム:149枚
HWS:85枚

当方の製作法は、月刊ホビージャパン 2017年9月号「今さら聞けないガンプラ製作法講座」に倣っています。

HGUC Ξ(クスィー)ガンダム レビュー


HGUC Ξ(クスィー)ガンダム です。販売価格は税込6,600円です。2021年4月24日発売日に幸運にも店頭で購入することができました。
箱の大きさは、MG ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka と同じでした。1/144とは思えない大きさと重量です。
ランナー枚数は、19枚。パーツ数はパーツリストで数えて292。RG ジオング とほぼ同じで、見た目より多い印象です。
HG ペーネロペーのレビューはこちら。
andousensei.hatenablog.com

組立説明書は、機体説明も含め19ページあります。ディスプレイにはアクションベース1が推奨されています。

ボディ組立途中です。簡易なフレーム構造が採用されており、腕の付け根が少しですが、前後にスイングします。白いパーツは青みがかった成型色になっています。

背部スラスターの内側は設定ではオレンジ色ですが、色分けはされていません。

コックピット左右のクチバシのような部分です。オレンジ色はシールでの色分けです。

クチバシ部分は上方向にスイングさせることができます。

ボディ組立完了です。ブレードアンテナのフラッグはアルティメットニッパーでカットし、モデラーズナイフで仕上げました。

クチバシ部分はブレードアンテナに干渉するところまでスイングさせることができます。

右腕組立完了です。手指及び掌のスミ入れに30分以上要しました。手首の接続は、掌側がボールジョイント、前腕側が軸接続という珍しい方式です。

前腕、肘関節及び腕の付け根に簡易なフレーム構造が採用されています。前腕装甲の合わせ目は段落ちモールドになっています。

左腕組立完了です。肘は二重関節でここまで曲がります。

脚×2です。オレンジ色はシールでの色分けです。足裏に肉抜きはありません。大腿部の合わせ目は段落ちモールドになっています。

右脚組立完了です。フライト・フォーム変形時の足先両サイドパーツの組み換えですが、パーツが力強くハマっているため、容易ではありません。

膝裏の動力パイプの内側は肉抜きされています。


左脚組立完了です。外側のオレンジ色のシール⑦は、爪楊枝と綿棒でパーツの凹に密着させて貼るとピッタリ合う大きさになっています。

腰部組立途中です。グレーと赤色はシールでの色分けです。フロントスカート及びリアスカートの裏打ちパーツは、左右一体で成型されていますが、真ん中で切り離すよう、説明書に指示があります。

腰部組立完了。両脚を接続します。

サイドスカートに裏打ちパーツはありません。

ボディを接続。コックピット周りにガンダムフェイスの意匠があります。

この時点でMG V2ガンダム Ver.Ka より大きくなりました。

両腕と頭部を接続。

ツインアイはグレーのフレームパーツにホイルシールです。あごの赤色パーツは非常に小さいので、紛失に要注意です。

リアカメラもグレーのフレームパーツにホイルシールです。

ブレードアンテナ(短)のフラッグはカットしています。
追記:2021/8/20 16:00 本体が出来上がると、そこで満足してしまい、武器類を組み立てるためのモチベーションを維持できないおそれがあるので、次は武器と武器持ち手の組立に移ります。

ビーム・ライフル、銃持ち手組立完了です。ライフル先端を除いて合わせ目が出ます。

エネルギー・パックをはさみ込む部分の合わせ目にすき間ができるので、MG νガンダム HWS Ver.Ka の外装の色分けに使ったカラーシールの余白を切り取り、合わせ目に貼り付けてみました。

シールド組立完了です。中央のグレーはシールでの色分けです。爪楊枝でパーツの凹凸になじませました。

シールド裏側先端部の白色はシールでの色分けです。

サーベル持ち手は左右付属。

肩アーマー(右)組立完了です。

アーマーの可動域を十分確認していないと、動かす時に破損してしまいそうです。

肩アーマー(左)組立完了です。

肩アーマーが干渉して腕のポーズ付けに手間取ります。


上半身に重量が偏っていますが、しっかり自立できます。

ビーム・サーベル組立完了です。柄は左右貼り合わせで合わせ目が出ます。

スタビライザー組立途中です。左右貼り合わせで合わせ目が出ます。取り付け基部の内側は肉抜きされています。

スタビライザー組立完了です。小翼の先端の黄色はシールでの色分けです。

スタビライザーの角度を調整すれば十分自立できます。これで組立は全て完了です。

フライト・フォームへの変形に30分強を要しました。やはり足先両サイドパーツの組み換えに時間を要してしまいました。

スタビライザーの変形は、その自重を保持するための差し替え変形であろうと推測されます。

ビーム・ライフルとシールドを装備。

ミノフスキー・フライトが白で統一されたことで、より大きく見えるように感じます。

1/144スケールとは思えない圧倒的な大きさです。劇中のイメージが見事に再現されています。

ボックスアートのイメージで。

以上、HGUC Ξ(クスィー)ガンダム でした。
定価6,600円というMG Ver.Ka よりも高額なキットであることを考えると、スタビライザーの小翼やスラスター内側の色分けをもう少し頑張って欲しかったという思いはあります。頭部ツインアイがクリアパーツで別パーツ化されていないことも残念なポイントです。
欲張りたい点はあるものの、最小限のパーツ数で最大限劇中のイメージが再現されています。
2021年8月現在入手困難な状況が続いていますが、店頭で見かけられた際には迷わずお手に取っていただきたい良キットです。

当方の製作法は、月刊ホビージャパン 2017年9月号「今さら聞けないガンプラ製作法講座」に倣っています。

スミ入れとリタッチには、GSiクレオスのリアルタッチマーカーを愛用しています。

ホワイトのパーツ:リアルタッチグレー1
グレーのパーツ:リアルタッチグレー2
レッドのパーツ:リアルタッチレッド1
ブルーのパーツ:リアルタッチブルー1
イエローのパーツ:リアルタッチオレンジ1

RG ジオング レビュー


RG ジオング です。販売価格は税込6,050円です。2021年3月の再販で購入することができました。
箱の大きさは、MG ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka と同じでした。1/144とは思えない大きさと重量です。
ランナー枚数は、専用アクションベース4枚を含め23枚。リード線(赤)が1本、リード線(黒)が2本付属。パーツ数はパーツリストで数えて296。見た目より少ない印象です。ハンドパーツのアドヴァンスドMSジョイントのみABSが使用されています。
リアリスティックデカールは箔無し33番、箔付き23番まで付番されています。これまで製作してきたRGの中では最も少ないです。
追記:2021/5/23 15:45 パーツ数が少ないのは脚が無いからですね。

組立説明書は、機体説明も含め19ページあります。

頭部組立途中です。モノアイはクリアパーツにデカールを貼付しています。デカールは箔無しです。デカールが薄いためかクリアパーツを取り付けているフレームのグレーが透けてしまいます。

後頭部のコックピットハッチのグレーと装甲のグレーとは濃淡が色分けされています。

頭部組立及びデカール貼付完了です。ライトグレーの装甲は濃淡2色で色分けされています。口吻部メガ粒子砲もパーツ分割で色分けされていますが、とても小さいので紛失注意です。

左右のスラスターは前後に可動します。アンテナは長く十分とがっています。

コックピットハッチを開けるとシートの造形があります。

ボディ組立途中です。フレームにビッシリとディテールが盛り込まれています。

ブルーの装甲も濃淡2色で色分けされています。

右肩周り組立完了です。

装甲の隙間からフレームがのぞく超絶精度です。

左肩周り組立途中です。

フレームのディテールが装甲を取り付けると見えなくなってしまうので、もったいないです。

上半身組立及びデカール貼付完了です。頭部を接続しました。

胸部スラスターに貼る26番デカールは、パーツの端から位置を合わせると貼りやすいです。

下半身フレーム組立途中です。フレームの裏側までビッシリとディテールが盛り込まれています。

下半身フレーム組立途中です。サイドスカートを取り付けるH⑩パーツは、上下に可動するようにしっかりはめ込みます。

下半身フレームに装甲を取り付けます。腰周りの黒い装甲は4つのパーツで構成されています

腰部メガ粒子砲の砲身はパーツ分割で色分けされています。


股関節のジョイント部は左右独立して上下にスライドさせることができます。

大型スラスターです。ノズル内側までパーツ分割で色分けされています。

バルブとの接続基部の赤丸はリード線です。

大型スラスターを下半身に接続。
追記:2021/06/23 6:30 軸接続なので、脚に換装してパーフェクト・ジオングにするのでは?と思ってしまいます。

スラスターを前方向に。

スラスターを横方向に。

フロントスカート組立及びデカール貼付完了です。

ライトグレーの装甲は濃淡2色で色分けされています。

フロントスカートは分割して可動します。

ランディングギアは差し替え式です。

小型スラスター×5基です。ディテールがビッシリでスミ入れが大変です。

小型スラスター周りのフレーム組立完了です。

スラスター内側もパーツ分割で色分けされています。

リアスカート組立途中です。

組立説明書では、サイドスカートを組み立ててからリアスカートを取り付ける順番ですが、あえて先に取り付けました。

下半身組立及びデカール貼付完了です。

曲面で構成されたフレームと装甲が超絶精度で合わさります。

裏返すとハート形の中にスラスターの内部構造がギッシリ詰まっています。

上半身と下半身を接続する時は、腰のフレームを伸ばしておいた方が、「パチン」と音がするまではめ込み易くなります。

腰のフレームを通常の位置に。

頭部を接続。スカートが大型化されています。

後ろから見るとスカートの大きさが際立ちます。


モビルスーツというよりはモビルアーマーといった方がふさわしく思える異形のフォルムです。

装甲の隙間からフレームがのぞく超絶精度です。

前腕×2組立途中です。装甲を取り付けると見えなくなってしまうフレームにディテールがビッシリ入っています。

前腕×2組立途中です。装甲でフレームが見えなくなってしまいました。イエローの装甲は濃淡2色で色分けされています。

前腕×2組立及びデカール貼付完了です。

両肩フレーム組立完了です。装甲で隠れる細部まで作り込まれています。このフレーム、MG ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka の肩より大きいです。

両肩組立及びデカール貼付完了です。

白線のデカール①と②は先端の箔付き部分から位置会わせしていくと、後端の余白がパーツからはみ出すので、デザインナイフでカットしました。

両肩のブルーの装甲も濃淡2色で色分けされています。

1/144スケールとは思えないズッシリとした重量感があります。

両肩関節フレームです。ここも装甲で隠れてしまう細部まで作り込まれています。

腕×2の工程です。肩関節の装甲は上下にスイングするギミックが仕込まれています。

腕×2組立及びデカール貼付完了です。上腕部分は、グリーンの装甲が6パーツに分割されており、装甲の隙間からフレームがのぞく構成です。

両腕を接続。

肘は二重関節です。

前腕の先端部分は、リング状のパーツを奥まではめ込み90°回転させて固定する設計です。

この状態だとガンダムにオールレンジ攻撃をふさがれた後のように見えます。

腕部5連装メガ粒子砲(右)です。アドヴァンスドMSジョイントが採用され、組立の簡素化が図られています。組立の要領はエモーション・マニピュレーターSPとほぼ同じです。指の全関節が可動し、親指の付け根もクランク可動します。

指の全関節の可動テストを行ってから、親指以外を90°回転させます。

全ての指を正位置に可動させます。

パーツを組み合わせると手の形が出来上がります。

右腕組立及びデカール貼付完了です。

設定資料よりもかなり腕が大きくなった印象を受けます。

腕部5連装メガ粒子砲(左)の人差し指付け根部分の関節の可動テストをしようとしたら指が外れてしまいました。付け根部分を動かす時は90°回転させてからの方がスムーズに動かせます。

後ろから。腕とスカートの大きさが迫力を増します。

ディスプレイベースを組み立てれば完成です。

ディスプレイベース組立完了です。

上半身を大きく反らせて劇中のイメージを再現できます。

スカートアーマーを展開。

スラスターの方向をそれぞれ可動させることができます。

胸部スラスターは上体の動きに合わせて展開します。

モノアイレールのパーツを外すことでモノアイを頭頂部へ可動させることができます。

リアスカートにもディスプレイベースのジョイントがあります。

上半身を90°近く前に曲げることができます。

付属のリード線を使ってオールレンジ攻撃。

リード線は十分な長さがあるので、ディスプレイの自由度は高いです。

以上、RG ジオング でした。
組み立てやすさも十分考慮されていながら、動かしていてもパーツのポロリがありません。まさにジオングの決定版と言える素晴らしいキットです。
これほどの傑作キットが2021年7月現在入手困難な状況が続いていることが残念でなりません。再販の暁には是非お手にとっていただきたいです。

当方の製作法は、月刊ホビージャパン 2017年9月号「今さら聞けないガンプラ製作法講座」に倣っています。

スミ入れとリタッチには、GSiクレオスのリアルタッチマーカーを愛用しています。

ライトグレーのパーツ:リアルタッチグレー1
グレーのパーツ:リアルタッチグレー2
レッドのパーツ:リアルタッチレッド1
イエローのパーツ:リアルタッチオレンジ1
グリーンのパーツ:リアルタッチグリーン1
イロプラ(青)(紫)のパーツ:リアルタッチブルー1
ライトブルーのパーツ:リアルタッチグレー1
腰部メガ粒子砲の砲口:ガンダムマーカー スミいれ用〈ブラック〉

デカール貼付枚数:80枚

MG ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka レビュー

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MG ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka です。販売価格は税込6,050円です。
箱の大きさは、MG V2アサルトバスターガンダム Ver.Ka と同じでした。
ランナー枚数は、専用アクションベース2枚を含め23枚。青と白のランナーは、濃淡2色の成型色があります。パーツ数はパーツリストで数えて431。Ver.Kaにしては比較的少ない印象です。
水転写デカールは157番まで付番されています。こちらもVer.Kaにしては比較的少ない印象です。
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組立説明書は、カトキ氏のインタビュー記事も含め35ページあります。
一部フレームにABSが使用されています。ABSへのマークフィットの浸透を避けるため、ABSフレームに取り付ける外装は、デカールを貼付しながら組み立てます。
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まずはコックピットです。ヒイロフィギュアはリアルタッチマーカーで塗り分けました。靴下は成型色をそのまま活かしています。
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コックピット周りのABSフレームのはめ込みが固く、指が痛くなります。翼の重量によるのけ反り対策かもしれません。
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右胸下の淡い青色K1⑮パーツについて。説明書に「奥までしっかりはめ込みます。」と記載されているのですが、個体差なのかポロリします。重要な可動箇所なので、接着は避けたいところです。シールの余白で補強するかどうか思案中です。
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胸部上側及び腹部外装のデカール乾燥待ちです。本キットの水転写デカールは、のりがしっかり効いていると感じますが、Ver.Kaにしては珍しく、パーツの貼付位置に対してデカール(余白を含む。)が大きいです。パーツの角でデカールを折り曲げることになるので、軟化剤は必須です。青いパーツのデカールには、タミヤの「デカールのり(軟化剤入り)」を使用しました。
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右胸下の淡い青色K1⑮パーツがポロリするので、MG νガンダム HWS Ver.Ka に付属していたカラーシールの余白を切り取り補強しました。シールの追従性が良く、色合いも汎用性が高いので役立ちます。
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違いが分かりにくいですが、みぞおち部分の青いパーツを取り付けています。Ver.Ka お約束の胸部の突起(ブレードアンテナ)も健在です。
追記:2021/3/9 21:40 見えにくいですが、パーツが正しくはまっていません。フレームとの隙間ができない位置が正位置です。
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コックピットハッチを取り付け。
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胸部組立完了です。
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マシンキャノンを展開。胸部天面のカバーは、大きく開くことができます。
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コックピットハッチを開閉。ヒイロの姿が見えます。
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頭部組立完了です。個体差なのか、マスク部分のB1①パーツへの顎の赤いA30パーツのはめ込みが固かったです。このパーツを奥まではめ込んでおかないと、次の工程でツインアイのM⑥パーツがマスク部分に密着しなくなります。
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マスク部分と隈取部分の白は、パーツ分割で濃淡2色を色分けされています。
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首元の赤色もパーツ分割で色分けされています。
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ヘルメットバイザーに当たる部分が大きく、正面からだとツインアイが見えにくいので真横から。
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腕×2の工程です。肩アーマーで隠れる部分は合わせ目が出ます。
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手首には粘りのあるプラが使われており、親指以外を交換する方式です。指が白いので新鮮味があります。
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ゼロシステムの展開テストです。
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頭部側面のユニットが展開します。
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コックピットハッチ下側の外装が展開します。
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頭部側面のユニットは大きく開きます。
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右腕組立完了です。前腕の外装(青)をスライドさせたら、前腕の外装(白)に貼った64番デカールが破れてはがれてしまいました。
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平手に交換。外装(青)と外装(白)のクリアランスはほぼ無いので、デカールを貼った場合は、慎重にスライドさせてください。
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追記:2021/3/24 23:10 外装(青)をスライドさせると、ツインバスターライフルを固定するジョイント部が現れます。
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左腕組立完了です。赤い小翼のデカールは、組み立てる前が貼付しやすいと思います。
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平手に交換。ツインバスターライフルを保持するためか、両手首のボールジョイントのABSが非常に固く、手首をはめ込む時に手首パーツが破損するかと思いました。
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肩×2の工程です。ネオバード形態への変形のためか、フレームにスライドギミックが仕込まれています。
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右肩組立完了です。超絶精度のパーツ分割で青の濃淡含め全て色分けされています。
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右肩だけでデカールが13枚あります。
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左肩組立完了、デカール貼付途中です。
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羽のような形の装甲を閉じた状態です。
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足首×2の工程です。ネオバード形態への変形ギミックが仕込まれています。
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上半身完成です。
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右腕がしっかり奥まで押し込めていないことが判明。
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腕の付け根が肩部フレームにピッタリ付くまで押し込みます。
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水転写デカールを貼ることで、情報量が増し成型色の濃淡も際立ちます。
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足首×2組立途中です。ボックスアートと完成写真ではつま先部分にフレームの露出表現がありますが、パーツは色分けされていません。
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足首×2組立完了です。
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すね周りのフレーム×2の工程です。見慣れない形状をしています。
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脚部フレーム、ほぼ組立完了です。足首を接続するボールジョイントI⑮に切り欠きがあるのですが、なぜか組立説明書に取り付け向きが記載されていません。
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ボールジョイントI⑮の向きが違っていた場合、外装を取り付けた後では取り返しがつかないので、足首を接続してみました。左右とも可動域が思いの外狭いものの、問題はなさそうです。
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両脚の外装組立途中です。外装の隙間にフレームが気持ち良くハマります。
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両脚組立完了、デカール貼付途中です。
外からは見えませんが、脚の付け根フレームI①をI⑳とI21で挟み込んだだけで、I⑳とI21が白化してしまいました。脚を動かしているうちにパーツが割れないか不安になります。
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両脚の左側面のデカール貼付完了です。
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両脚の右側面及び前面のデカール貼付完了です。完成後に脚を動かすとデカールがはがれそうで不安です。
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両脚の後面のデカール貼付完了です。ふくらはぎに貼るデカール84番は、外装が展開するため貼付後に真ん中でカットしました。
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腰部フレームとフロントスカート組立完了です。青色の外装の濃淡は、パーツ分割で色分けされています。サイドスカートを取り付けるフレームには変形ギミックが仕込まれています。
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サイドスカート組立完了、デカール貼付途中です。裏側にもしっかりディテールが入っています。
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先に上半身と下半身を接続してからサイドスカートを取り付けました。
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後ろから。スラッとした直線的なフォルムです。
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横から。脚部はガッシリした印象です。
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とても脚が長いです。
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翼が出来上がると、気が抜けてしまいそうなので、次は武器類の組立に移ります。
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ツインバスターライフル(左右)組立完了です。
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折り畳んだ状態にします。①グリップを収納。
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②ロックを解除。
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③破損しないよう慎重にバレルを折り畳みます。
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④センサーが折り曲げ部分を隠すようになっています。これで折り畳み完了です。
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ライフルの長さは、本体と同じくらいあります。胸部ゼロシステムのホイルシールが良く光を拾います。
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ツインバスターライフルのデカール貼付途中です。武器類はデカールを貼るとディテールが際立ちます。
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ライフルのデカールが乾くのを待つ間にシールドを組立。
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ツインバスターライフルのデカール貼付完了です。デカールが乾くのを待って連結します。
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シールド組立完了、デカール貼付途中です。パーツ分割で完璧に色分けされています。
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シールドのデカール貼付完了です。
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小翼を展開。
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ツインバスターライフルのデカールが乾いたので連結。
ツインバスターライフルを正面で構える「あのシーン」をテストしようとしましたが、銃持ち手がはまらない事態に陥り、あえなく断念。
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副翼組立途中です。小羽根には微妙に角度が付けられています。
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シールドを装備。前腕の赤い小翼を収納して取り付けます。前腕の外装(青)に上からスライドさせるように取り付けるので、ポロリする心配は無さそうです。
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副翼組立完了です。
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小羽根を展開。組立時に小羽根の展開テストをしながら組み立てることをお勧めします。当方、小羽根が何処かに引っかかってしまい、バラして組み直すはめになってしまいました。
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副翼デカール貼付途中です。
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主翼(右)組立途中です。
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小羽根は各々微妙に大きさと角度が異なります。
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副翼デカール貼付完了です。表裏のデカールの貼付位置のバランス調整に時間を要しました。
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主翼(右)組立及びデカール貼付完了です。
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翼が前後に連動して展開するギミックが仕込まれています。
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主翼(左)組立完了です。
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裏側にも羽根が折り重なるようなディテールがあります。
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翼を前後に展開。
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翼を展開しても裏側にスキマができないようなパーツ構成になっています。
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主翼(左)デカール貼付完了です。
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ディスプレイベースとディスプレイ用のジョイントが付属します。
ディスプレイベースは、アクションベース1とそっくりですが、ビスは使用されていません。
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バックパック組立及びデカール貼付完了です。
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正面から。ジョイントアームが左右に大きく張り出しています。
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主翼(左)のデカールが乾くのを待って、主翼と副翼を取り付けます。
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主翼と副翼取り付け完了です。組立は全て完了しました。
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副翼で自立を支えることができます。
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コックピットハッチを開閉。
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横から。翼の大きさが際立ちます。
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ウイングバインダーの主翼取り付け部分はABSパーツが使われています。
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ABSなので動きがギッチギチです。変形の際にねじ切ってしまわないか不安になります。
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大気圏突入モードに変形します。
肩アーマーを引き出します。
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肩アーマーを折り畳みます。
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主翼(左右)の取り付け部分を180度回転させます。パーツをねじ切らないよう注意が必要です。
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主翼(左)を前に持ってきます。
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主翼(右)を前に持ってきます。
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つま先を折り畳みます。主翼(左右)を固定するジョイントパーツH②がありますが、位置決めが十分できているので使用していません。
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副翼を左右に展開。
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小羽根を展開。横幅がものすごいことになります。
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大気圏突入モード変形完了です。
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ネオバード形態に変形します。
すねの外装とフレームを引き出します。
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ひざの二重関節をクランク状に変形することで脚を伸縮させます。
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両腕を前方向に90度回転。
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前腕の外装(青)をスライド。
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両腕を水平方向に持ち上げ、サイドアーマーを展開。
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ジョイントアーム(左右)を前方向に90度回転。
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バックパックを腰の位置まで下げ、主翼(左右)を脇の下を通して前に持ってくるのですが、当方にはまるでパズルでした。
主翼(左右)を固定してディスプレイベースに接続するジョイントパーツH⑥を使います。
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副翼を左右に展開し、小羽根も展開。
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シールドの小翼、バスターライフル及び本体とのジョイントを展開。
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頭部を覆うカバーを展開。
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シールドを接続。
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バスターライフルを接続して〈大気圏外モード〉完成です。
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主翼(左右)をもう一度脇の下を通して背中に戻し、ジョイントアームを後ろ方向に回転させるのが当方にはやはりパズルでした。
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〈大気圏内モード〉完成です。組立説明書に掲載されている「敗者達の栄光」の画に似せてみました。
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モビルスーツ形態に戻し、肩関節を引き出してツインバスターライフルを正面で構えます。
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射撃ポーズ完成です。
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最後に降臨ポーズでディスプレイします。
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追記:2021/6/2 20:10 主翼の翼を前後に展開しました。

以上、MG ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka でした。
脚が長くスタイリッシュです。脚を閉じて前後に交差させることができるので〈降臨ポーズ〉もキレイにきまります。変形する時のウイングバインダーの取り回しが当方にとってはパズルでしたが、ネオバード形態もカッコいいです。店頭であまり見かけませんが、オススメのキットです。

注:パーツに水転写デカールを貼付し、乾燥するのを待ってから組み立てているため、デカール貼付枚数のみ更新することが度々あります。

当方の製作法は、月刊ホビージャパン 2017年9月号「今さら聞けないガンプラ製作法講座」に倣っています。

スミ入れとリタッチには、GSiクレオスのリアルタッチマーカーを愛用しています。

白のパーツ:リアルタッチグレー1
青のパーツ:リアルタッチブルー1
赤のパーツ:リアルタッチレッド1
グレーのパーツ:リアルタッチブラウン1

ヒイロフィギュア
肌:リアルタッチピンク1
髪、シートベルト:リアルタッチブラウン1
タンクトップ:リアルタッチグリーン1
パンツ:リアルタッチグレー3
靴:リアルタッチイエロー1

水転写デカールの貼付には、タミヤのマークフィットを、リカバリーにはタミヤデカールのりを使用しています。
デカール貼付枚数:245枚

MG V2アサルトバスターガンダム Ver.Ka レビュー


MG V2アサルトバスターガンダム Ver.Kaです。プレミアムバンダイ2020年9月発送分の再販で購入しました。
追記:2020/12/20 1:25 販売価格は税込7,700円です。

箱にギッシリ詰まったランナー枚数は25枚。
パーツ数はパーツリストで数えて503。
水転写デカールは212番まで付番されています。

取扱説明書はフルカラー印刷でカトキ氏のインタビュー記事も含め31ページあります。

フレームにABSが多用されています。これまで水転写デカールを組立完了後に貼付していましたが、ABSへのマークフィットの浸透を避けるため、デカールを貼付しながら組み立てることにしました。
追記:2020/11/12 0:00 組立はコア・ファイターからとなっていますが、本機はコア・ファイターに頭部が格納されているため、いきなり頭部からの組立になります。

頭部組立完了です。コア・ファイターが2機あるので、マーベット機に精密射撃デバイスを取り付け。バルカン砲はパーツ分割で色分けされています。
追記:2020/11/14 20:40 ゴールドメッキパーツはアンダーゲートになっており、ゲート跡が目立たないようになっています。

変形キットなので、通常とはフレームの構成が異なります。ABSパーツの組み付けは、思いきって力を入れなければならないので、勢い余って破損しないかヒヤヒヤします。

胸部外装のデカール貼付完了です。デカールを乾かす間、機首のフレームを組み立てます。変形のため折り畳む構造になっています。

胸部外装を組み付け。肩部ダクト外側のデカールを貼り忘れていたことが判明。ABSフレームにマークフィットが付着しないよう注意しながら貼付しました。

おそれていた事態が発生です。胸部外装の裏打ちパーツB1⑪を組み付ける際に、指先が汗ばんでいたのかデカールがはがれ、リカバリーを試みたものの右胸のデカールの角が欠けてしまいました。ダメージ表現ということにして、このまま目をつぶることにします。

こちらはマーベット機。ダークグレーのフレームに外装パーツがピッタリとハマる超絶精度はVer.Kaならではです。


機首組立途中です。デカールが戦闘機の雰囲気を引き立てます。先端のパーツは「パチン」と音がするまではめ込みます。

頭部・胸部・機首を接続。ウッソ機です。

マーベット機です。パイロットフィギュアは、完成写真を参考に塗り分けました。

頭部を格納する際に、「パキッ」と音がするので、どこか破損したのではないかと不安になります。

こちらはマーベット機。2機変形させるのに約1時間要しました。各部がすき間無くピッタリ納まる構造なので、変形には注意が必要かと。

ミノフスキー・ドライブ基部(右)です。

ミノフスキー・ドライブ基部(左)です。
ここから「アサルト装備」と「バスター装備」を選択して組み立てます。「アサルトバスター装備」は「バスター装備」での使用となります。
ウッソ機は「バスター装備」、マーベット機は「アサルト装備」で組み立てます。

マーベット機(アサルト装備)組立完了です。曲線で構成された機体は美しささえ感じます。組立中にミノフスキー・ドライブデカールが2枚はがれたものの、デカールのりで再度貼付しました。

ランディングギア風のディスプレイ・ベースを取り付けましたが、ミノフスキー・ドライブの重量で後ろに傾いてしまいます。ランディングギアがクリアパーツだと、そのままディスプレイしても目立たないので、無塗装派の当方には親切設計です。

ウッソ機(バスター装備)組立完了です。今回も組立中にミノフスキー・ドライブ尾部のデカールが1枚はがれたものの、デカールのりで再度貼付しました。

バスター装備の垂直尾翼は、根元に切り欠きがあります。

2機並べて。手前のウッソ機(バスター装備)は、頭部を覆うパーツの切り欠きが大きくなっています。

バスター装備のオーバーハング・パック(右)です。曲線で構成されたパーツが見事です。デカールを1枚、上下を逆に貼付してしまいましたが、見なかったことにします。

ABSが使われていないので、先にメガ・ビーム・キャノンを組み立ててデカールを貼付しました。砲口のパーツもダークグレーで成型されています。

オーバーハング・パック組立完了です。合わせ目が出ない完璧なまでのパーツ分割です。

メガ・ビーム・キャノンとビームスプレー・ポッドは左右どちらでも取り付けることができます。

左右のオーバーハング・パックを接続するステーは、ABSパーツなので不意に向きが変わるようなことはありません。

コア・ファイターもさることながら、これほどの造型技術を7,700円で味わえるなら、バーゲンと言っても良いと思います。

向きが上下逆ですが、ミノフスキー・ドライブ下部に取り付ける追加装備です。

オーバーハング・パックをウッソ機に取り付け。曲線的なフォルムがさらに強調されます。

ミノフスキー・ドライブ下部に追加装備を取り付けると、ランディングギアが使えません。

アクションベース用のジョイントA⑩(ABSパーツ)を使ってディスプレイしました。しかし、コア・ファイターのフレームにガッチリハマっているので外れません。結局ミノフスキー・ドライブを左右とも外すことに。

トップリム(ハンガー)の組立に移ります。両肩のフレームです。フレームがスライドする構造になっています。

両肩の外装を組み付け。外装の隙間からフレームがのぞく超絶精度です。

両腕のフレーム組立途中です。肘は二重関節で、ここまで曲がります。前腕のフレームは1パーツで成型されていて、バンダイの技術力に驚かされます。

やってしまいました。前腕の外装C⑮に赤丸シールを貼る際、リアリスティックデカールと同じように粘着力を下げようと水に通したのがいけませんでした。シールをパーツに密着させるため、爪楊枝でこすっていたら破れてしまいました。箔があるシールが紙でできていることに今更ながら驚かされます。
速攻、部品通販で取り寄せることにしました。シール60円+送料84円。郵便局で100円の定額小為替を振り出し(手数料100円)、残額は買い置きしていた切手を同封しました。
追記:2021/1/3 3:45 部品代等をポストに投函してから10日余りでシールが到着しました。

両腕組立途中です。

肘のビーム・シールド・デバイスは、ABSフレームに赤のプラパーツを組み付けて色分けされる超絶パーツ分割です。

ビームサーベルの柄は、赤のパーツがしっかりかみ合っているので、取り出しにくいです。

手は全てABSパーツで、親指以外を交換する方式です。

胴体組立途中です。変形のためか、両脇腹に可動軸があります。

両腕組立完了です。肘の赤丸部分はシールのみで塗装していません。

左肘の内側の赤丸パーツをフレームに押し込んだら、デカールが破れて指にくっついてしまいました。マークフィットとデカールのりで、どうにか繋ぎ合わせることができました。

胴体フレームにリア・スカートを取り付け。

説明書に記載はありませんが、脇腹の外装フレームを展開した方が、確実に取り付けできます。

トップリム(ハンガー)組立完了です。

まさしくハンガーにかかったスーツのようなデザインです。
追記:2020/12/20 6:50 水転写デカールの貼付漏れが8枚あったので、トップリムの写真を差し替えました。

ボトムリム(ブーツ)の組立に移ります。腰部のフレームです。胸部ダクトはゴールドメッキパーツです。

両脚フレームをモビルスーツ形態で固定しつつ、アクションベースでディスプレイするジョイントを使用しています。

足首組立完了です。白いパーツは上からしっかり押さえて、フレームにはめ込みます。

足裏は赤い外装とダークグレーのフレームがピッタリハマる超絶精度です。

足首は二段階で変形する構造です。かかと部分を折りたたみます。

つま先部分を折りたたむと、土踏まずに当たる部分が内部に引き込まれる驚きのギミックが仕込まれています。ここで問題発生です。かかとのデカールがつま先部分と擦れて破れてしまいました。貼り指示の図よりデカール1枚分程度上に貼った方が良さそうです。

脚部組立途中です。フレーム構造はシンプルな印象です。

足首のボールジョイントがキツめなので、足首を組み付けるためグリグリしていたら、左かかと内側のデカールがはがれて指にくっついてしまいました。デカールのりで再度貼付しました。

膝は二重関節で、ここまで曲がります。大腿部と膝の外装が連動して動きます。

足首周りの外装を組み付け。外装を組み付けてから足首を組み付けるのが正しい順番でした。

かかと後ろ側の外装がきちんとハマらないので、一旦足首を外しました。

膝下の外装C⑩は、前からだけでなく、両脇からも押し込まないとフレームにハマりません。

ふくらはぎ下の外装C⑧も「パチン」と音がするまで押し込みます。
局面で構成された外装が細かくパーツ分割されています。

ふくらはぎの外装も「パチン」と音がするまで押し込みます。

ふくらはぎの赤丸はシールでの色分けです。組立説明書では白丸外装パーツを組み付けてからシールを貼る順番になっていますが、先にシールを貼ることにしました。
追記:2021/1/5 2:50 必ず組立説明書の順番に従ってください。白丸外装パーツを組み付けたら、シールが完全に隠れてしまいました。白丸外装パーツを組み付けてから赤丸シールを貼るのが正当です。

どうにかボトムリム(ブーツ)組立完了です。赤丸シールは全て貼り替えました。シールを部品注文していたのが幸いしました。しかし、1枚目の貼り替えの際に右脚内側のデカールにシールがくっついてしまい、デカールが破れました。ここもダメージ表現としてこのまま目をつぶることにします。

白丸外装パーツの上側にある外装の切れ目を起点に赤丸シールを貼り、フレームのくぼみから外装パーツにかけてシールを密着させると、シールの径がパーツにピッタリ合うようになっていました。重ねて申し上げます。必ず組立説明書の順番に従ってください。

アサルトパーツの組立に移ります。両肩の追加装備(ショルダーアーマー)組立途中です。
ゴールドメッキパーツはアンダーゲートになっており、ゲート跡が目立たないようになっています。

下腹部の追加装備(フロントアーマー)組立完了です。

フンドシ部分のデカールに干渉しないよう取り付けることができます。

両肩の追加装備(ショルダーアーマー)組立完了です。

変形させてからトップリム(ハンガー)に装着します。

ハンガーの両肩装甲を真上に90度回転し、フレームをスライドさせてショルダーアーマーのジョイントを露出させます。

ショルダーアーマーを肩装甲にかぶせるようにジョイントに取り付けます。説明書の記述では分かりにくく、時間を要しました。

ハンガーの両肩装甲を正位置に戻します。

ショルダーアーマーを90度回転させます。ここで左肩装甲のデカールが2枚はがれてしまいました。デカールのりで再度貼付し、乾くのを待ちます。

ゴールドメッキパーツをもとの位置に戻し、ダークグレーのパーツを閉じるとロックがかかります。
説明書にはV2ガンダムの形態でショルダーアーマーを取り付けるようになっていますが、ハンガーの形態の方が取り付けやすいと思います。

ヴェスバー(V.S.B.R.)組立完了です。展開は、ABSフレームの保持力が高過ぎて、とても時間がかかります。その代わり不意に開いてしまう心配はありません。

ヴェスバー(V.S.B.R.)をサイドスカートのハードポイントに装着。

説明書に詳細な記述はありませんが、ヴェスバー(V.S.B.R.)裏側のフレームのダボと爪の位置をサイドスカートに合わせて固定する方式です。

追記:2021/1/21 0:20 ヴェスバー(V.S.B.R.)の射撃形態は、一度両腰から取り外し、展開した上で再度取り付けることで再現できます。

両ひざの装甲を引き出して、追加装備(レッグアーマー)を取り付けます。

ゴールドメッキパーツに貼るデカール138番と139番が、貼り指示とボックスアートが逆になっています。ボックスアートを見ながら貼付しました。
クリアパーツに貼るシールの位置がズレてしまい、二度ほど貼り直そうとしたら箔の部分と糊の部分が分離してしまいました。部品注文していたシールで対応しました。
追記:2021/2/9 8:30 デカール136番と137番を貼り忘れており、最後に貼付しました。

本体に取り付けるアサルトパーツの組立が完了したので、V2アサルトガンダムに変形・合体させます。

追記:2021/2/26 8:15 トップリムの脇腹のフレームを展開してから、ボトムリムと合体させます。

リア・スカートには、ボトムリム(ブーツ)とのジョイントがあるため、モビルスーツ形態では固定となります。

いよいよ最も破損とデカールのはがれが懸念されるコア・ファイターの変形です。マーベット機(アサルト装備)を使用します。まず、頭部を覆うカバーを開き垂直尾翼を収納します。

頭部を下から押し出すようにして起こします。

組立の時点から不安があった、コックピットのスライド変形でつまづきました。スライドの途中で引っ掛かってしまい、いじっているうちに頭部を覆うカバーに貼ったデカールを1枚紛失してしまいました。
追記:2021/2/9 11:00 余ったデカール150番を紛失したデカールの代替にしました。

コックピットのスライドが途中で引っ掛かる原因は、頭部を起こす際に③のパーツが頭部の下側に位置していないといけないのに、頭部の後ろ側になっていたからでした。

原因が判明し、ようやく変形完了です。もうヘトヘトです。とはいえ、ミノフスキー・ドライブにかけてのV字が美しいです。

V2アサルトガンダム合体完了です。完璧なプロポーションです。

他のレビューでも指摘されていますが、なぜか左脚が付け根から外れやすいです。


以前製作したRG Zガンダムは、モビルスーツウェイブライダーの変形を設定どおりに実現したとはいえ、モビルスーツ形態では胴体が隙間だらけでした。パーツを付け忘れたのかと説明書を読み直したほどでした。
それに比べ本キットは、変形・合体に伴う隙間もなく、プロポーションとの両立が実現されています。

メガ・ビーム・ライフル組立途中です。

バレルのスライドは、ABSの噛み合わせなので不意に伸びることはありません。

可動式の上部カバーを取り付け。バレル先端のデカールを貼り忘れていました。

とうとう、やってしまいました。パーツ破損です。バレルを伸ばしてから組み立てを進めようとしたのですが、ABSの噛み合わせが固く、XE①パーツが負けてしまいました。部品通販で取り寄せようと思ったのですが、あいにく在庫切れ。接着での修復を試みることにします。

メガ・ビーム・ライフル基部組立完了です。

変形してアサルト装備のV2ボトム・ファイターに装備することができます。

破損したXE①パーツを力ずくで修復しました。タミヤセメント(流し込みタイプ)で接着。乾燥させた後、MG νガンダム HWS Ver.Ka の外装の色分けに使ったカラーシールの余白を切り取り、接合部の表側に貼り付けて補強しました。ここでもシール素材の追従性の良さが役に立ちました。

修復したパーツに負担がかかるので、バレルは伸ばしたままにしておこうと思います。

メガ・ビーム・シールド組立完了です。

3基のバリア・ビットを外すと現れる、ゴールドメッキで象られるV字が美しいです。

メガ・ビーム・ライフルを装備します。右肘のビーム・シールド・デバイスからビームサーベルの柄を取り外し、ライフルのジョイントを接続します。

右手の親指以外を銃持ち手に交換します。

メガ・ビーム・ライフル装備完了です。肘関節はライフルの重量に負けて下がってしまいますが、自立に問題はありません。

メガ・ビーム・シールドを装備します。左肘のビーム・シールド・デバイスからビームサーベルの柄を取り外し、シールドのジョイントを接続します。

左手の親指以外をシールド持ち手に交換します。

メガ・ビーム・シールド装備完了です。

ライフル・シールドともに掌と肘のジョイントで保持するので、不意に外れる心配はありません。

V2アサルトガンダムでした。続いてV2バスターガンダムの装備に移ります。

バスター装備に換装するため、アサルト装備を全て外します。局面で構成されたプロポーションは秀逸です。

ビームサーベルの柄は取り外したままです。

両肩の追加装備(ショルダーアーマー)とヴェスバー(V.S.B.R.)の取り外しに時間を要しました。

コア・ファイターは、左右のミノフスキー・ドライブを取り外してから分離しました。デカールを傷めないようにしてアサルト装備とコア・ファイターを外したので、30分以上を要しました。

ビーム・ライフルとグレネードランチャー組立完了です。グレネードランチャーはライフルをバラして取り付ける仕様です。合わせ目が出ないよう、細かくパーツ分割されています。バレルも1パーツ成型です。

グレネードランチャーを装備。フォアグリップG⑩パーツをバラしたら、ライフルへの取り付け部が若干白化していました。

フロント・スカートを展開し、マイクロ・ミサイル・ポッドを装備します。
追記:2021/2/10 19:25 発射口はパーツ選択で開閉状態を再現する仕様です。

まずは発射口を閉じた状態。

発射口を開いた状態でディスプレイします。

リア・スカートの装甲を引き出し、マイクロ・ミサイル・ポッドを装備します。両肘裏の外装にデカールを貼り忘れていたことに、ここで気付きました。

まずは発射口を閉じた状態。

発射口を開いた状態でディスプレイします。

脚部のサイドにマイクロ・ミサイル・ポッドを装備します。まずは発射口を閉じた状態。

発射口を開いた状態でディスプレイします。

本体に取り付けるバスターパーツの組立完了です。

この状態でも十分カッコいいです。

続いてコア・ファイターの変形に移ります。ウッソ機(バスター装備)を使用します。頭部を覆うカバーを開きます。オーバーハング・パックが、ミノフスキー・ドライブに干渉しない位置に設計されているのが見事です。

頭部を下から押し出すようにして起こします。

コックピット周りを一旦取り外し、フレームをスライドさせてから取り付けることで、短時間で変形させることができました。マーベット機で苦労した甲斐がありました。

V2バスターガンダム合体完了です。アサルト装備と比べ、シンプルな印象です。

巨大なオーバーハング・パックが乗っかっているのに、苦もなく自立します。


メガ・ビーム・キャノンとビームスプレー・ポッドの接続ステーは、クランク状のABSパーツで、好みの角度を保持できます。

ビーム・ライフルを装備。

ライフルは、銃持ち手の人差し指のピンをトリガーにそえるだけなのでグラグラします。様々なポーズを楽しみたい方には厳しいかもしれません。

V2アサルトバスターガンダム装備完了です。またしても両肩の追加装備(ショルダーアーマー)の取り付けに時間を要しました。

ショルダーアーマーを取り付ける際、右肩と右肘のデカールがはがれ、デカールのりで再度貼付しました。本キットのデカールは、これまで製作したVer.Kaのものと比べ、のりが弱いように感じます。

ライフルとシールドの装備は後ほど。

この後、V2トップ・ファイターとV2ボトム・ファイターに変形するため分解します。①両腕を胴体から外し②接続部にデカールピンセットを差し込んで分解しました。

手首を変形用のものに差し換え。ABSで強力にハマっているので、手首を外すのが少々手間取りました。

前腕を180度回転。変形用手首パーツは左右で向きが異なるのが正当でした。

ショルダーアーマーのロックを外して展開し、ロックを戻します。

ショルダーアーマーを回転。

両腕を後ろに上げて、フロント・スカートを左右に開きます。この後脇腹のフレームを開き、ヴェスバー(V.S.B.R.)を外します。

ヴェスバー(V.S.B.R.)を前向きに取り付けます。

リア・スカートを前に回転させ、フロント・スカートと接続してV2トップリムの変形完了です。この時点で脇腹のフレームは開いた状態が正当であることが判明しました。説明書18-6と18-7の図が分かりにくかったです。デカールがはがれることもなく、無事変形できました。

外れやすい左脚は、あらかじめ外した上で、かかと部分を変形。

つま先部分を変形し、足首周りの外装の位置を整えます。

股関節を固定するパーツを外し、ロックを外します。胸部ダクトを上方向に90度回転。

ここからの変形は、説明書の記述が難解を極めます。脚の付け根のフレームを拡げます。

股関節周りのフレームを展開して、胸部ダクトのフレームに接続。RG Zガンダムよりはるかに複雑な変形機構です。

両脚の向きを平行に調整。

ボトムリムの追加装備は、基本的に差し込んでいるだけなので、変形しているとポロポロ外れます。

胸部ダクト下の外装を元の位置に戻します。

フンドシ部分のフレームを展開して、V2ボトムリムの変形完了です。

V2ボトム・ファイター完成です。デカールがはがれることもなく、無事変形できました。両脚が自重で下がってガウォーク風になってしまいました。変形の仕方を間違っているのかもしれませんが、破損がこわいので、これで良しとします。

再度、説明書とフレーム形状をじっくり見比べながら変形をやり直すことに。やはり変形手順を間違っていました。

脚の付け根のフレームをロック位置まで回転させていなかったため、自重で脚が下がってしまうことが判明。

両脚の位置を調整。

脚の位置はしっかり保持されています。

フンドシ部分のフレームを展開する際に、みぞおち部分の外装を展開していませんでした。

今度こそV2ボトムリムの変形完了です。非常に複雑で慎重を要する変形機構です。

改めてV2ボトム・ファイター完成です。両脚は自重で下がることなく、しっかりロックされています。

曲線的なフォルムが鳥を思い起こさせます。

アサルト装備のV2ボトム・ファイターに、メガ・ビーム・ライフルを分解して装備することができます。

左脚にバレルユニット、右脚にコントロールユニットを装備。

ビーム・ライフルのバレルを90度回転し、フォアグリップを収納して、V2トップ・ファイターの右腕に装備します。

V2トップ・ファイター完成です。

右腕にビーム・ライフルを装備。

V2アサルトバスターガンダムにメガ・ビーム・ライフル及びメガ・ビーム・シールド装備完了です。

メガ・ビームライフルのバレルをスライドした状態では、カメラのフレームからはみ出してしまいます。

素組み・スミ入れのみで、これほどまでに高い完成度を味わえる「バンダイ驚異のメカニズム」です。

後ろ姿も曲面で構成されていて、ボリュームがあります。

顔の造形も見事です。頬ダクトは開口されており、バルカン砲も別パーツ化されています。

写真では判別できませんが、白いブレードアンテナに貼付しているデカールには「LEAGUE MILITAIRE」とプリントされています。

アクションベース1を使用してディスプレイしました。




以上、MG V2アサルトバスターガンダム Ver.Ka でした。小型モビルスーツに複雑な変形機構が組み込まれており、手応えある良キットです。
ただし、あくまでもプラモデルですので、変形・合体の際は破損に注意を要します。
V2ガンダム本体とのセット版は、ゴールドメッキパーツをはじめ成型色が一新されており、所有欲が満たされます。プレミアムバンダイで再販された際は、ぜひ手にとっていただきたいオススメのキットです。

注:先にパーツにデカールを貼付して、乾燥させてから組み立てているため、デカール貼付枚数のみ更新することが度々あります。

Ver.Kaのキットは、完成してから遊ぶよりも組み立てていく過程を楽しむ、スケールモデルのようであると当方は捉えています。

追記:2021/5/22 20:40 ディスプレイベースをアクションベース4に変更しました。


追記:2021/5/22 20:40 支柱を分割してマーベット機と同時ディスプレイ。

当方の製作法は、月刊ホビージャパン 2017年9月号「今さら聞けないガンプラ製作法講座」に倣っています。

スミ入れとリタッチには、GSiクレオスのリアルタッチマーカーを愛用しています。

白のパーツ:リアルタッチグレー1
青のパーツ:リアルタッチブルー1
赤のパーツ:リアルタッチレッド1

ゴールドメッキパーツ:ガンダムマーカー ガンダムゴールド

水転写デカールの貼付には、タミヤのマークフィットを、リカバリーにはタミヤデカールのりを使用しています。
デカール貼付枚数:404枚

MG νガンダム HWS Ver.Ka レビュー


2018年12月発送のプレバンで購入してから約1年半、順番待ちになっていたMG νガンダム HWS Ver.Kaです。

購入当時は、箱でけぇ!と思っていたのですが、MG FAZZ Ver.Kaの方がタテも高さもデカかったです。

組立説明書によると、
白、紺、赤、黄色の成型色はウォーム系の色調に統一され、サイコフレームはスカイブルーの集光素材を採用とあります。初期のRX78-2ガンダムの白いパーツの色指定は、本キットのようなアイボリー系だったと記憶しています。
ランナー枚数30枚。パーツリストで数えてパーツ数634。
水転写デカールは192番まで付番。コーションマークの赤色が他のVer.Kaよりも赤味が強く見えます。
ビーム・ライフルは、ハイパー・メガ・ライフルに組み込む1丁のみでした。MG Hi-νガンダム Ver.Ka用HWS拡張セットには、本体のビーム・ライフルと別に1丁付属していたのに、ちょっと残念です。シールドも1枚のみです。
組立説明書はフルカラー印刷ですが、Ver.Ka恒例のカトキ氏のインタビュー記事はありません。

こちらは過去作のMG νガンダム Ver.Kaです。素組み・スミ入れのみでここまで仕上がります。
このキットを作ったことでMG Ver.Kaにすっかり魅了されてしまいました。
サイコフレームが美しく、もう一度作ってみたいと思っていたところ、HWSが再販されたので、本体とのセット版を購入しました。

まずはフィン・ファンネルから着手します。同じパーツを6個ずつ用意する、νガンダムの象徴であり、かつ最大の難所です。
ジョイント部分だけで30パーツあります。RG νガンダムでは、ジョイント部分がアドヴァンスドMSジョイントになり、組み立て易く、かつフィン・ファンネルの開閉をしっかり保持できるギミックになっています。

フィン・ファンネル半分まで組み上がりました。ウォーム系の成型色が、通常版とは異なる色合いをかもし出しています。

フィン・ファンネル組立完了です。6基分のパーツ総数が90個で重量もかなりあります。

ビーム・ライフル組立完了です。銃把後ろに一部合わせ目が出ます。

ニュー・ハイパー・バズーカの組み立てで注意点です。組立説明書のとおりA1⑮パーツを上から差し込むと破損のリスクがあります。横から差し込むことを強くオススメします。私は通常版で破損させてしまいました。

ニュー・ハイパー・バズーカ組立完了です。弾体の成型色は赤色というより朱色です。バレルは合わせ目なしの1パーツ成型です。

分かりにくいですが、バレルの伸縮ギミックを伸ばした形態です。

シールド組立完了です。

裏側のミサイルの成型色は朱色です。

アムロ・レイパイロットフィギアは、リアルタッチマーカーで塗り分けました。

でもコックピット周りのサイコフレームを組み立てると、ほとんど見えなくなってしまいます。
青いサイコフレームも意外と違和感ないと思います。
J⑫を持つ際に注意願います。中央の薄型ディスプレイに両脇のコンソールが付いているので、力を入れすぎるとモゲます。危ういところでした。

サイコフレームを取り付け。パーツ裏側の銀シールが光を反射します。
小さいパーツにさらに小さい銀シールを貼るのでピンセットをご用意願います。当方タミヤの精密ピンセットを使用しています。

胸部フレームを取り付けたら、アムロの脚しか見えなくなってしまいました。胴体フレームを発動モードに展開した状態で外装を取り付けます。

通常モードに戻して。胸部ダクトは新規パーツで、HWSを取り付けるため一回り小さいサイズになっています。通常版のパーツも付属していて、HWSを外す場合は通常版に換装とされていますが、パチン!としっかりはまっているので、そのままにしておこうかと思っています。

上半身組立完了です。コックピットブロック上部の外装と背中のロック用の外装は濃いアイボリーで成型されています。

コックピットハッチを開けてもアムロの脚がわずかにみえる程度です。サイコフレームもほとんど見えなくなります。
組立説明書では、この後、頭部の組み立てになっていますが、先に両腕を組み立てます。

両腕フレーム組立途中です。サイコフレーム裏側に貼る銀シールは粘着力が非常に強いので、位置決めの時は集中力を要します。
腕と胴体を接続する球体フレームは合わせ目が出ます。

両腕にサイコフレームを取り付けた状態です。銀シールを水にくぐらせてからサイコフレームに貼り付けて、位置決めしてから綿棒で水分を抜き取ってみました。

外装を取り付けた状態です。まるで寄木細工のように外装パーツがフレームにはまっていきます。

鳴り物入りで導入されたエモーション・マニピュレーターSPですが、すっかり見かけなくなりました。人間の指さながらに全関節可動。親指の付け根に、通常版を組んだ時には気付かなかった可動ポイントがありました。

両腕の外装取り付け完了です。
紺色のパーツと黄色のパーツにグレーのカラーシールを貼付することで色分けを再現しています。今回はタミヤデカールピンセットを使用しました。
カラーシールの素材はパーツへの追従性が良く、つまようじでモールドになじませることができます。

RGと異なり、左腕のサーベル・ラックをスライドさせても、ビーム・サーベルはポップアップしません。

F⑭パーツが斜め下方向にスライド展開してサイコフレームが露出するギミックですが、しっかりハマっているので、完成前に慣らしておいた方が良いでしょう。通常版を組んだ時、水転写デカールを痛めないようにスライドさせるのに時間がかなりかかりました。

サイコフレームの展開テストです。前腕部の外装を少しずつスライドさせなければならないので、かなり時間を要します。

頭部組立完了です。今回はLEDユニットを組み込まないので、ツインアイとメインカメラにホイルシールを貼付しています。

頬のダクト、頭部バルカン砲の砲口と排莢口はガンダムマーカー スミ入れ用〈ブラック〉を使用しています。

通常版を組んだ時は、LEDユニットを組み込んだのですが、スイッチをON/OFFする都度、バックパックを取り外さなければならず、実用的ではありませんでした。

サイコフレームの展開テストです。
背中のロック板をピンセットで動かし、胴体を下方向に引っ張って、コックピット横のサイコフレームを露出させます。


胸部ダクトの外装を前方にスライドさせます。

肩部組立途中です。通常版を組んだ時と比較して、サイコフレーム裏の銀シールが貼りにくく感じます。シールを貼る時の目印にするパーツの凹凸が見えにくいように感じます。成型色がスカイブルーになったせいなのか、当方の視力が落ちたせいなのかは分かりません。

一部外装を取り付け。天面に当たる外装は、濃いアイボリーで成型されています。

両肩の外装取り付け完了です。

サイコフレームの展開テストです。外装のすき間から少しサイコフレームが見えるぐらいです。せっかく銀シールを貼ったのに、もったいない感じがします。

両足首フレーム組立途中です。足裏のクローは可動します。

つま先の外装を取り付け。足裏のクローが逆方向に2本可動します。
追記:2020/8/17 16:00 通常版の機体解説には、クローではなく「機体固定用の"ツメ"」と表記されていました。

かかと部分の外装の色分けにカラーシールを貼付するのですが、成型色がカラーシール寄りになったので、区別しにくくなりました。

サイコフレームを取り付け。パーツ裏側の銀シールは、1パーツに3枚貼付しています。

外装取り付け途中です。右足首の内側に貼付したカラーシールJの位置が少しズレてしまいました。

両足首組立完了です。脚と足首を接続する球体フレームは一部合わせ目が出ます。

サイコフレームの展開テストです。やはり、外装のすき間から少しサイコフレームが見えるぐらいです。側面に面積の広い銀シールのを貼ったのに、もったいないです。

「機体固定用の"ツメ"」は4箇所可動。足裏のアポジモーターは向きを変えることができます。


両脚フレーム組立途中です。大腿部から膝にかけての部分にあたります。

両脚フレームが形になってきました。ディテール再現が緻密で、あたかもνガンダムを建造しているかのような気分に浸れます。
組立説明書には、「この状態でヒザを深く曲げないでください。」と注意書きがあります。

スネ周りのサイコフレームを取り付け。A1⑤とA2⑤の銀シールは折り返して貼付するので、より集中力を要します。
ピンセットの先を水で濡らしてから銀シールをつまめば、パーツに銀シールをのせた後にピンセットから離れやすくなります。

ふくらはぎのフレームを取り付け。向かって右側がアポジモーターを展開した状態です。

脚部サイコフレーム取り付け完了です。これで全身のサイコフレーム取り付け完了です。
この工程はゲート処理及び銀シール貼付に時間を要しました。じっくり腰を据えて取りかかりましょう。

ふくらはぎのサイコフレームを取り付けるには、写真のようにふくらはぎのフレームを展開した上で、パーツの細い部分から少しずつはめ込んでいきました。

外装取り付け途中です。

徐々にサイコフレームが隠れていきます。ふくらはぎのフレームは通常モードに戻しています。

外装取り付け、あと少しです。

スネの下部分の外装の色分けはカラーシールです。ゲート跡をキレイに処理しておかないとシールに凹凸ができるので、要注意です。

思い出したように、上半身に両腕と両肩を取り付けました。
追記:2020/9/7 5:30 ポーズを変えて写真を差し替えました。

前腕部の外装のスライド展開がガチガチに固いので、あらかじめ展開させてから上半身に取り付けました。
追記:2020/9/7 5:50 前腕の外装を展開するのは、今回で3回目か4回目です。前回と比べて、かなりスムーズに展開できるようになりなした。


展開した外装を元に戻した状態です。


ふくらはぎの外装がまだですが、HWS組立工程で取り付けるようになっています。

サイコフレームの展開テストです。
①アポジモーターを展開②ふくらはぎ下の外装をパージ③大腿部の外装をパージ

①大腿部フレームをスライド展開②ふくらはぎ下のロックを外し、足首を持って下方向にスライド展開

①ロックを戻し②スネと足首の外装をスライド展開して完了です。

追記:2020/9/20 22:20
通常モードと発動モードとでに脚の長さを比べました。

腰部フレーム組立途中です。フロントスカートの裏打ちフレームは新規パーツです。外装の色分けはカラーシールです。

腰部組立完了です。おへその「V」は、パーツ分割で色分けされています。

外装のすき間から裏打ちフレームがのぞく超絶パーツ精度です。

バックパック組立途中です。ノーマル型とダブル・フィン・ファンネル型のどちらか選択して組み立てる仕様なので、ノーマル型を選択しました。

バックパック組立完了です。

外装の展開ですが、組立説明書の②と③の工程が分かりにくく感じました。

①下側の外装をパージ②上側の外装を持ち上げ③マルイチモールドの白い部分を閉じます。

腰部サイドスカート組立完了です。外装の色分けはカラーシールです。
個体差と思われますが、黄色パーツB1②とB2②の取り付けで問題発生です。向かって右側のフレームとの噛み合わせがユルユルで、傾けるだけでポロリしてしまいます。

対策として、外装の色分けに使ったカラーシールの余白を切り取り、パーツの裏側から貼り付けて補強しました。シール素材の追従性の良さが役に立ちました。まさに接着剤不要です。

下半身組立完了です。

上半身と下半身を合体。

後ろ姿。斜め上から撮影したので分かりにくいですが、通常モードでも十分脚が長いです。




バックパックを取り付け。
追記:2020/9/23 23:00
若干アングルを変えて写真を撮り直しました。

成型色が異なるだけですが、通常版とかなり印象が変わります。





前腕の慣らしも兼ねて発動モードに変形です。バックパックを外してから変形させました。
いよいよHWS(ヘビー・ウェポン・システム)の組立工程に入ります。

胸部装甲ユニット組立完了です。肩部ミサイルランチャーの基部は新規パーツです。


Hi-νガンダム Ver.Ka用 HWSの流用だからか、装甲ユニットが浮き上がっているように見えてしまいます。

フロントアーマー装甲ユニット組立完了です。隠し腕格納前です。

装甲ユニット上部がフンドシ部分に干渉するため、ハの字になります。

隠し腕を格納すると、脚の付け根の関節に干渉するため、装甲ユニットが浮き上がったようになります。

ただし、全身のバランスは絶妙です。着ぶくれ感が、いかにも「強化された」ように見えます。

新規設計のジョイントをふくらはぎに取り付けます。

ジョイントに脚部装甲兼スラスターユニットを取り付けます。

通常モードでの全身のバランスがさらに良くなりました。






脚部装甲兼スラスターユニット開閉状態です。

後回しになっていたビーム・サーベルの柄を組み立てました。

左腕のサーベル・ラックをスライド。

ビーム・サーベルを差し込みます。

ビーム・サーベルを格納し、サーベル・ラックを元の位置にスライド。

ハイパー・メガ・ライフルです。ビーム・ライフルを追加装備で強化したという設定そのままに、ライフルに追加装備をかぶせる仕様です。



Hi-νガンダム Ver.Kaとはライフルの形状が異なるため、ライフルの前と後ろにかぶせるパーツは新規設計です。バイポッドは可動しません。

ハイパー・メガ・シールド組立完了です。

ノーマルのシールドの上からかぶせるように取り付けます。

左右のバインダーを閉じます。

②の段階でハイメガ・シールドのフレームにあるダボ穴にバインダーの先端のダボが入らず、力を入れたらフレームのダボ穴が白化してしまいました。

追記:2020/10/4 3:00 バインダーのフレームがカチリと手応えがあるまで閉じれば正解のようです。フレームの穴はダボ穴ではないようです。

ニュー・ハイパー・バズーカを装備。自重でバレルが伸びてしまいます。

ハイパー・メガ・ライフルを装備します。ライフルと手のひらを接続するジョイントが出しにくかったので、手甲パーツを外して手の甲側からピンセットで押し出しました。

ライフルとヒジの関節をジョイントで固定するので、しっかりと保持できます。

フィン・ファンネルを連結。かなり重量があります。HGとRGはガッチリ固定できますが、MG Ver.Kaは連結ジョイントが目立たないよう設計されているため、ポロリしそうです。

フィン・ファンネルを装備。見事、自立しました。素立ちの状態ではポロリの心配はありません。

フィン・ファンネルが自重で前に垂れてくるのですが、組立説明書をよく見ると、そのように図示されています。

ハイパー・メガ・シールドを装備。左腕へのジョイントは新規設計されています。

左側に重装備が偏るため、上体が左に傾いてしまいます。

水転写デカールの貼付工程に入ります。今回は装甲ユニットと素体との擦れが気になるので、追加装備で隠れる部分のデカールは思いきって割愛することとしました。

ビーム・ライフル、シールド、ニュー・ハイパー・バズーカのデカール貼付完了です。

ハイパー・メガ・シールドのデカール貼付途中です。中から外に向かって貼っていきます。

ハイパー・メガ・シールドのデカール貼付完了です。

胸部装甲ユニット、フロントアーマー装甲ユニット、ハイパー・メガ・ライフルのデカール貼付途中です。
デカールが隣り合う部分やデカールを貼り付ける時に手で触れてしまう部分は、デカールが完全に乾くのを待ってから進めていきます。
ハイパー・メガ・ライフルの前側に貼る150番のデカールは、パーツの凸部に干渉するのでラインの内側を切り取ります。

胸部装甲ユニット、脚部装甲兼スラスターユニット、ハイパー・メガ・ライフルのデカール貼付途中です。フロントアーマー装甲ユニットはデカール貼付完了です。

胸部装甲ユニット、ハイパー・メガ・ライフルは左側面のデカールを貼付し終わって、完全に乾燥させた後に右側面を貼り付けていきます。


乾燥させる間に本体にデカールを貼付します。

胸部装甲ユニット、ハイパー・メガ・ライフルのデカール貼付完了です。

脚部装甲兼スラスターユニットのデカール貼付完了です。外装を展開した状態で大判の184番と185番のデカールを貼り付けました。マークフィットを使っても、シルバリングしてしまいます。

バックパック貼付完了です。



腰部と脚部側面部分のデカール貼付し、乾かしてから上半身に取りかかります。




本体のデカールは、残すところ両腕、リヤアーマー、両脚の後ろ側です。

フィン・ファンネルのデカールは1基につき4枚×6基で24枚あります。





本体のデカールは、これで完了とします。

フィン・ファンネルのデカール貼付途中です。




本体のデカールが乾いた頃合いなので、HWSを装備しました。

武器類はフィン・ファンネルのデカールが乾いてから装備します。

フィン・ファンネルはデカールの位置決めをする目印がないので、貼付に時間がかかります。

フィン・ファンネルのデカール貼付完了です。

デカールが乾いてから武器類を装備します。

付属のディスプレイスタンドにセットします。

支柱は下から差し込むのではなく、バックパックの横から差し込むとスムーズに取り付けることができます。通常版を組んだ時は、下から差し込もうとして苦労しました。

ニュー・ハイパー・バズーカを装備。ポロリしそうで若干不安です。

ハイパー・メガ・ライフルを装備。


ハイパー・メガ・シールドを装備。自重で外側に傾いてしまいます。

フィン・ファンネルを装備。後になって、ノーマルのシールドの先端が脚部装甲兼スラスターユニットのデカールを傷めていることが判明。マークフィットでどうにかリカバリーできました。



うかつに揺らすとフィン・ファンネルがポロリしそうで緊張を伴います。

通常版を製作した時に、発動モードでディスプレイするとカッコいいのに、通常モードでは「何か足りない」と感じていました。その足りない1ピースがヘビー・ウェポン・システムによって補完されたように感じます。

以上、MG νガンダム HWS Ver.Ka でした。本キットは2018年12月以降再販されておらず、もっとプロモーションされても良いと思う良キットです。

追記:2021/2/4 15:50 フィン・ファンネルを射出形態でディスプレイしました。

ディスプレイ・スタンドの角度を前傾させても、しっかり安定しています。

追記:2021/2/5 21:30 射出形態のフィン・ファンネルを4基に変更しました。バックパックに2基装備しています。

ディスプレイ・スタンドのアームの角度を調節して、νガンダム本体に寄せてみました。

追記:2021/2/6 6:50 ディスプレイ・スタンドのアームは、ABSパーツで強力にハマるため、角度を変えるにはスタンドから外す必要があります。

ハイパー・メガ・シールド側から見ると、左腕がシールドの重量で垂れ下がっているのが目立ちません。


追記:2021/2/14 18:15 ハイパー・メガ・ライフルを構えるポーズを少し変えてみました。


追記:2022/11/3 9:00 HWSを外し、発動モードで撮り直しましたが、スカイブルーのサイコフレームが上手く撮れてません。



追記:2022/11/5 7:00 発動モードのままHWSを装備。左側に重装備が偏るため、どうしても左に傾いてしまいます。

当方の製作法は、月刊ホビージャパン 2017年9月号「今さら聞けないガンプラ製作法講座」に倣っています。

追記:2020/11/12 6:00 スミ入れとリタッチには、GSiクレオスのリアルタッチマーカーを愛用しています。

白のパーツ:リアルタッチグレー1
グレーのパーツ:リアルタッチグレー2
黄色のパーツ:リアルタッチオレンジ1
紺色のパーツ:リアルタッチブルー1
朱色のパーツ:リアルタッチレッド1

頭部バルカン砲の砲口及び排莢口:ガンダムマーカー スミ入れ用〈ブラック〉

水転写デカールの貼付には、タミヤのマークフィットを使用しています。
デカール貼付枚数:258枚

MG FAZZ Ver.Ka レビュー

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追記:2020/7/18 0:00 記事のタイトルを「素組みレビュー」から「レビュー」に変更しました。
MG FAZZ Ver.Ka です。
発売日に近所のおもちゃ屋さんで無事購入できました。
想定はしていたものの、やっぱり箱がでかい!縦×横はMG サザビー Ver.Ka の箱とほぼ同じ。高さはMG サザビー Ver.Ka の箱を上回ります。
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ふたを開けると、ランナーがビッシリ…。なんと箱の中に仕切りが入っています。※撮影は、パーツリストとランナーの付き合わせの後、箱に戻した状態で行いました。
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組立説明書は表紙を含め36ページ。
ランナー枚数43枚。ただしZZガンダム Ver.Kaのランナーを流用しているためか、余剰パーツも多くなっています。パーツリストで数えて、使用するパーツ数は567個です。
追記:2020/7/18 0:00 パーツリストで数えて、余剰パーツ数は220個でした。ほぼ全てが余剰パーツになるランナーもあります。
素体となる強化型ZZガンダムのグレーのランナーは、タ◯ヤ模型のミリタリーモデルのような色合いです。
組立説明書で「予備」とされているパーツを使用すれば、コア・ファイターを2機作ることができます。
水転写デカールは182番まで付番。
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上半身組立途中です。装甲のグレーの成型色がミリタリーテイストで新鮮です。
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ランナー枚数が非常に多いので、取りかかる工程で使用するランナーを、あらかじめ手元に出しておくと良さそうです。
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素体の上半身組立完了です。Ver.Kaお約束の胸部の4本ツノはありません。ZZガンダム Ver.Kaではエクストラフィニッシュ加工だった胸部ダクトのパーツはダークグレー一色です。
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胸部増加装甲組立途中です。ミサイルはパーツ分割されており、このパネル一枚が7パーツで構成されています。
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ミサイル・ハッチになるM1①とM1②パーツは、ヒンジのそばにゲートがあります。ゲートと一緒に削ってしまわないよう注意願います。
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装甲の裏側もモールドが彫り込まれており、スミ入れが大変です。
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センサーはホイルシールを使用。M1⑤とM1⑥が正位置にハマっていないとハッチが閉まらないので、注意願います。
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胸部と頭部組立完了です。
ツインアイとクマドリ部分は、別パーツ化されています。
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増加装甲を外した素体です。
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胸部ミサイル・ランチャー開閉状態です。
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頭部メガ粒子砲は、ダミーという設定で、砲口のパーツはダークグレーで成型されています。
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こちらは過去作のZZガンダム Ver.Kaです。かなり印象が異なります。
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真横から。肩フレームを引き出して増加装甲を取り付けます。
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両腕組立途中です。
ここから×(かける)2の工程が続きます。素体の装甲のスキマからダークグレーのフレームがのぞく超絶パーツ精度です。
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素体の上腕を増加装甲で挟み込んで取り付けます。
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こちらも増加装甲の裏側にモールドが彫り込まれています。
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肩アーマーが腕の可動に干渉しないように連動する構造になっています。
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肩アーマーは、ZZガンダム Ver.Kaでエクストラフィニッシュ加工だったフレームのパーツがダークグレー一色になっています。
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右腕組立完了です。親指のみ可動で、他は差し替える方式です。
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左手も親指のみ可動で、他は差し替える方式です。
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両腕取り付け終了です。しっかり取り付けられているか、胸部増加装甲を外して確認しました。
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左腕ミサイル・ランチャー開閉状態です。ミサイルがフレームと別パーツになっており、ディテールが細かいです。
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肩部増加装甲×2です。装甲の裏側にトラス状のモールドが掘り込まれています。
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肩部増加装甲×2組立途中です。ディテールを引き立てるためにもスミ入れを強くオススメします。
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胸部ミサイル・ランチャー開閉状態です。
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ミサイルが別パーツになっているので、塗装することなくリアルな仕上がりを味わえます。
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肩部増加装甲×2組立完了です。
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肩部増加装甲を装備。
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右腕の増加装甲より左腕の増加装甲の方が大きいことに今ごろ気付きました。
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脚部×2 フレーム組立途中です。足裏にもしっかりモールドが彫り込まれています。
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装甲を取り付け。つま先部分はパチンと音がするまでハメ込みます。
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足首×2 組立完了です。白・青・グレーのコントラストが映えます。
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脚部フレーム×2 組立途中です。アポジモーターは露出状態と収納状態がしっかりロックできます。
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後ろ側の装甲を取り付け。装甲がスライドするギミックがあります。ZZガンダムVer.Kaと強化型ZZガンダムVer.Kaのランナーが流用されているため、同じ記号のランナーでもライトグレーとホワイトの色違いがあるので、説明書をよく読みましょう。
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脚部フレーム×2組立途中です。ランディング・ギアのギミックもZZガンダムVer.Kaから引き継がれています。
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膝から下のフレーム組立完了です。あたかもモビルスーツを建造しているかのような気分に浸れます。
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脚部大型スラスター×2です。
膝下のフレームではなく、膝上のフレームに一体化されています。膝の二重関節にはポリキャップが使用されています。
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右脚です。膝下のフレームに膝上のフレームを接続しました。前側のスラスター・カバーは外側がホワイト、内側はライトグレーで色分けされています。
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足首の方から膝上フレームを差し込むようにすると、取り付けしやすいように感じます。
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右脚組立途中です。膝下の外側の装甲がハマりにくく、力一杯押し込んだら、一部白化してしまいました。注意願います。内側は難なくハマりました。
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右脚の増加装甲組立途中です。マルイチモールドは、裏打ちのフレームパーツで色分けされています。
裏側にモールドがびっしり彫り込まれています。リアルタッチマーカーぼかしペンを追加で買いに行かなければならなくなりました(汗)
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右脚の増加装甲です。まだ内側の装甲の裏側にあるモールドにスミ入れできていません。
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右脚組立完了、左脚組立途中です。
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ZZガンダム Ver.Kaで何のためにあるのか謎だったパーツは、増加装甲の取付ステーでした。
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増加装甲を装備。一気にゴツくなりました。右脚だけで通常のHGやRGよりも重く感じます。
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左脚の組立が完了したところで、増加装甲の有無を見比べます。ボリュームの違いが伝わるでしょうか。
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腰部組立途中です。意外と部品数点数が多く時間がかかります。
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腰部に両脚を取り付け。これだけで普通のMG1体分ぐらいの重量がありそうです。ハイパー・メガ・カノンの重量を支えるためでしょうか。
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リアスカートでZZガンダム Ver.Kaにあった、変形の際に必要なバックパックの可動範囲を制限する構造のようです。
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サイドアーマー(右側)を取り付け。増加装甲はパチンとハメ込む方式なので、繰り返し付け外しするとグスグスになるかもしれません。
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サイドアーマー(左側)を取り付け。水転写デカールを貼るときに無事増加装甲を外せるか少し不安です。
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フロントスカートに増加装甲を取り付け。ZZガンダム Ver.Kaでランディング・ギアだったパーツは、増加装甲の取付ステーになっています。
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エネルギーチューブがツヤッツヤです。軟質素材と異なり曲がりませんが、ゲートをカットした際に粘りがある素材です。
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エネルギーチューブ後端をリアスカートに取り付けることで、増加装甲がしっかりと固定されます。
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コア・ブロックに増加装甲をかぶせる際に、姿勢制御バーニアの角がこすれて白化してしまいました。ご注意ください。
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組立説明書で「予備」とされているパーツを使用して、コア・ファイターを2機作りました。こちらはディスプレイ用です。
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ちなみに過去作のZZガンダム Ver.Kaのコア・ファイターです。カラーリングの違いが分かると思います。
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いよいよ合体です。バックパックを取り付けるステーと腰部フレームの背中部分を後ろに倒します。
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増加装甲を取り付けたコア・ブロックを合体。
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コックピット周りの装甲を前側に広げてから上半身を合体。装甲を元の位置に戻します。
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腰部フレームで上半身のフレームを固定します。
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バックパックを取り付けるステーを背中に接続します。
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大きいです。バックパック無しでも十分重いです。完成後にアクション・ベース1が重みに耐えられるのか不安になるレベルです。
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上手く撮れていませんが、Ver.Kaは、斜め上から見ると、さらにカッコよく見えます。
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ダブル・ビーム・ライフル組立完了です。銃身の太さは、ZZガンダム Ver.Kaの2倍ぐらいあります。
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コア・トップの状態でのキャノピーはZZガンダム Ver.Kaそのままです。ダークグレーのパーツも2色で色分けされています。
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右腕に装備。肩や腕に干渉しないよう前腕にロール可動が採用されています。いわゆるガワラ曲げ(大河原邦男 先生デザイン参照)ができます。正しいかどうか分かりませんが、ご参考までに。
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①腕の組立が完了した状態。
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②肘関節周りを外側に90度ロール。
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③肘から先だけを内側に90度ロール。
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④肘を曲げるとガワラ曲げ。
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⑤ダブル・ビーム・ライフルを装備。
カトキ・デザインでガワラ曲げができるって不思議な感じです。
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ハイパー・メガ・カノン組立途中です。スケール感が伝わるでしょうか。本体より武器の方がはるかに大きく、重量もあります。
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パーツの基本構成はモナカ構造ですが、合わせ目には段落ちモールドが施されている徹底ぶりです。黄色い部分はパーツ分割で色分けされています。
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ハイパー・メガ・カノン組立完了です。いよいよバックパックの工程に入ります。
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バックパックのミサイル・ランチャーです。ミサイルがパーツ分割されているので、ディテールが細かいです。フタのパーツがハマりにくく、接続部分が若干白化してしまいました。
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ハイパー・ビーム・サーベル(ビーム・カノン)組立完了、バックパック組立途中です。ビーム・サーベルはZZガンダム Ver.Kaの1.5倍くらい延長されています。バックパックのメインスラスターは、下側はグリグリ向きを変えられますが、上側は向きを変えると外れてしまいました。
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バックパック組立完了です。ハイパー・ビーム・サーベル(ビーム・カノン)取り付け基部のC30パーツを押し込むには、指が痛くなるほど力が必要ですので、ご注意ください。
ビーム・カノンはハの字に開くことができます。
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バックパックを本体に取り付けます。左右のバックパックのハメ込みが固いので、ステーを背中から外してから取り付けました。
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ミサイル・ランチャーの装備がまだですが、重量がさらに増しました。重量バランスが絶妙で、しっかり自立できます。
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胸部ミサイル・ランチャー射出状態です。いよいよ残すところハイパー・メガ・カノンのケーブルのみです。しかし、リボンケーブルをおおうH2②パーツは、×28個もあります。
組立説明書にはリボンケーブルの長さに余裕がある旨記載されていますが、完成写真のようにハイパー・メガ・カノンから本体に取り回すと全く余裕がありませんでした。
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バックパック(左)にミサイル・ランチャーを取り付け。右肩の増加装甲から縦長の装甲を外しておきます。
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ダブル・ビーム・ライフルを装備。この状態では自立に何の問題もありません。
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ちなみに過去作のZZガンダム Ver.Kaです。全く印象が異なります。
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ハイパー・メガ・カノンを装備。アンテナを折らないように、顔を左に向けてから装備しました。本体よりも大きい得物をかついでも自立できています。
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両肘をガワラ曲げにして全弾発射。ハイパー・メガ・カノンのケーブルもポロリしません。
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組立工程はここまでです。フル装備で自立できたことに驚きました。パーツのポロリもありませんでした。増加装甲があってもスタイリッシュに造形されています。センチネルを知らない当方でもZZガンダム Ver.Kaからの系譜が感じられ、楽しめるキットです。

ここからVer.Kaの醍醐味である水転写デカールを貼り付けていきます。
おおむね①武器②コア・ファイター③素体④増加装甲の順に貼り付けていきます。なお、コア・ファイター用のデカールは1機分のみで、コア・ブロックには貼付しない仕様です。
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デカール貼付のため増加装甲を外したので、一覧を撮影しました。
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コア・ファイターのデカール貼付終了です。
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ダブル・ビーム・ライフルのデカール貼付終了です。作業中にデカールがはがれたり破れたりしないように少しずつ乾かしながら貼付しています。
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ハイパー・メガ・カノンのデカール貼付終了です。「PG」のロゴにパーツの丸い凹みが差し掛かっているので、デカール軟化剤は必須アイテムです。
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こちら側を先に貼り付け、完全に乾かしてから反対側を貼り付けました。
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バックパックのミサイル・ランチャー貼付終了です。
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素体へのデカール貼付は、コア・ブロックを外した状態で行っています。
まだ全体の半分も終わっていないのに、貼付枚数は147枚に達しました。
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素体の下半身のデカール貼付完了です。大型のバックパックデカールを貼ると引き締まって見えます。Ver.Kaの水転写デカールはデザイン、品質ともに秀逸ですのでオススメです。
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素体の上半身デカール貼付途中です。貼り付ける位置が隣り合うと、先に貼ったデカールがはがれてしまうので、少しずつ貼り付けていきます。
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素体のデカール貼付終了です。ここまでの貼付枚数が197枚に達しました。通常のVer.Ka1体分並みの枚数です。
デカールを貼ると、さらに情報密度が上がり、達成感を味わえます。
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増加装甲にデカールを貼り付けていきます。白い装甲に赤いコーションマークが映えます。
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貼り付ける位置が隣り合わないよう少しずつ貼り付けていきます。
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胸部、サイドアーマー、左腕の増加装甲のデカール貼付終了です。肝である機体番号の貼付には細心の注意をはらいました。
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右腕、右脚の増加装甲のデカール貼付途中です。脚の「ZZ」のエンブレムが象徴的です。
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右脚の増加装甲のデカール貼付終了です。一部デカールの端がパーツの角にかかるものがあるので、デカール軟化剤は必須です。
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左脚の増加装甲のデカール貼付途中です。右脚と比べるとデカールによる情報量の違いが分かると思います。
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両脚の増加装甲のデカール貼付完了です。完全に乾燥するのを待ってから素体に取り付けます。
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まずは素体から。ZZガンダム Ver.Ka変形時に主翼となるシールドが無くなったことで、よりスタイリッシュな印象になりました。
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ディスプレイにはアクションベース1を使用しました。
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バックパックのミサイル・ランチャー発射形態です。
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増加装甲が着脱可能になったことで、素体の状態でも楽しめます。
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デカール貼付後の増加装甲の一覧です。
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増加装甲を取り付け。絶妙にフィットしていて着ぶくれ感はありません。右肩のスプレー・ミサイル・ランチャーは外したままです。
肘関節は増加装甲の青いパーツが干渉するので素体の時よりガワラ曲げが制限されます。
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後ろからの見た目は、武装を取り付ける前なので、あまり変化がありません。
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胸部と左腕のミサイル・ランチャー開閉状態です。ミサイルが別パーツ化されているので、スミ入れのみでカッコいい仕上がりになります。
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ダブル・ビーム・ライフルとハイパー・メガ・カノンを装備。得物の重みで上体が右に傾いてしまいました。組立終了直後、こんなに傾いてたっけと思うくらい傾きます。
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横から見ると、こんな感じです。
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後ろからミサイル・ランチャー開閉状態です。
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斜め上から。Ver.Kaは斜め上から見ると、よりカッコよく見えると思います。
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上半身アップで。
得物の重量が右に偏るせいか、バランスがデリケートになっているように感じます。ポーズを決めようとすると、ハイパー・メガ・カノンのケーブルが外れ、それを直そうとして、フロントスカートの増加装甲まで外すはめになる悪循環に陥ってしまいました。
カッティングマット上でポージングするのと、アクションベース上でポージングするのとで足下の滑りやすさの違いもあるかもしれません。
動かして遊ぶよりも、ドッシリとした重量感ある構えを鑑賞して楽しむキットかなと思います。
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アクションベース1だと脚と支柱が干渉し、高さも丁度良い位置にキマらず不安定なので、アクションベース4を購入。特に苦労することなくディスプレイできました。FAZZ Ver.Kaにはアクションベース4を強く推奨します。
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ダブル・ビーム・ライフルとハイパー・メガ・カノンの装備重量で身体が右に傾くので、武器用ジョイントパーツで右腕を補助しました。支柱はリアスカートと干渉しないよう前側で支えています。
追記:2020/7/9 16:00 左肩の増加装甲の位置を修正した写真を最後に掲載しました。
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追記:2020/8/3 18:30 アングルを変えた写真を追加しました。

当方の製作法は、月刊ホビージャパン 2017年9月号「今さら聞けないガンプラ製作法講座」に倣っています。

スミ入れには、GSiクレオスのリアルタッチマーカーを愛用しています。

白のパーツ:リアルタッチグレー1
グレーのパーツ:リアルタッチグレー2
黒いパーツ:リアルタッチグレー3
黄色のパーツ:リアルタッチオレンジ1
青色のパーツ:リアルタッチブルー1

水転写デカールの貼付には、タミヤのマークフィットを使用しています。
デカール貼付枚数:296枚

ミレニアム・ファルコン 完成レビュー

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ガンプラではありませんが…
バンダイ 1/144ミレニアム・ファルコン(フォースの覚醒)です。
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エンジンを別売りのLEDユニット(2灯式)で発光させています。
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お好みで水転写デカールとシールのいずれか選択できます。
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水転写デカールは、柔軟性があり、パーツへの追従性も良好ですが、デカール軟化剤とデカール接着剤があれば、より満足のいく仕上がりになります。
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後部排気口のフタ?のみシールを選択しました。シールをつまようじでこすってパーツの凹凸に密着させています。
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リアルタッチマーカーでスミ入れするだけで、パーツ表面のディテールが浮かび上がってきます。
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スミ入れには、リアルタッチグレー1とリアルタッチグレー2を使用しています。
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汚しは、リアルタッチマーカーをぼかしペンでにじませて表現しました。
見えにくいですが、レイとフィンのパイロット・フィギュアもリアルタッチマーカーで塗り分けています。
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オイルの汚れはリアルタッチグレー2、砂漠の砂による汚れはリアルタッチイエロー1をぼかしてみました。
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ファルコン号の船体色は濃いグレーのイメージだったのですが、「エピソードⅣ 特別編」を見直すと、白に近いグレーでした。まさしくキットの成型色そのままでした。
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船体側面等のゴチャメカは、意外にも少ないパーツで忠実に再現されています。
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船体中心部は、上下1パーツずつで構成されています。箱を開けると、巨大な丸いパーツが2枚入っていました。
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機首(くちばし)サイドのパイピングですが、極めて細い軟質素材のパーツで構成されています。
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コックピットのキャノピーは、窓枠だけのパーツとクリアパーツのいずれか選択式です。当方、窓枠だけのパーツを選択しました。
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後部排気口のフタは着脱式で、内部メカも再現されています。
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最小限のパーツでディテール再現されていながら、接着剤不要のスナップフィットとは、驚異的なキットです。
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機首サイドのディテールが左右非対称の「最後のジェダイ」版とアンテナが丸型に戻った「スカイウォーカーの夜明け」版が発売されています。
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子どものころに「エピソードⅣ」を見て、すごく欲しかったミレニアム・ファルコン号のプラモデルが定価5,400円で手に入るなんて、夢のようです。1/144スケールでは、まさしく決定版といえるでしょう。

HGUC ペーネロペー 素組みレビュー


HGUC 1/144 ペーネロペー です。
発売日の前日ですが、近所のおもちゃ屋さんで無事購入できました。
まず、箱がでかい!!高さはMG Hi-νガンダム Ver.Ka の箱とほぼ同じ。縦×横はMG Hi-νガンダム Ver.Ka の箱より一回り大きいです。もう圧倒的です。
税込み定価 7,480円で対象年齢8才以上って…。
箱の一番上に入っている、赤ランナーのつま先部分のパーツがRGνガンダムの足よりでかいのを見て、いいしれぬ不安を感じました…。
HGUC Ξ(クスィー)ガンダムのレビューはこちら。
andousensei.hatenablog.com

組立説明書は冊子になっていて、表紙を含め36ページもあります。
ランナー数は20枚もありますが、ひとつひとつのパーツが大きいためか、パーツ数はパーツリストで数えて241個でした。


胸の部分だけでMG RX-78-2 ガンダムver2.0に匹敵する大きさです。


フライト・ユニットを接続するために肩フレームが引き出し式になっています。

上半身と頭部が出来上がりました。
あたかも1/100スケールのキットを作っているかのような錯覚を覚えるほどの大きさです。

今回から、ゴッドハンド株式会社のアルティメットニッパー5.0を導入しました。
模型誌で紹介されているとおり、気持ち良く切れます。ゲート処理はニッパーで二度切りした後、モデラーズナイフでゲート跡を軽く削るだけで済みます。
刃の破損防止のため、タミヤの薄刃ニッパーでランナーから切り出し、アルティメットニッパーでゲート処理する二刀流を用いています。

ツインアイのホイルシールは、つまようじを使ってパーツに密着させました。シールのツインアイの位置とパーツの凹凸がピッタリ合うってスゴいと思います。

肩部×2、上腕部×2、コンポジット・ウェポン・ユニット×2です。
上腕部のマルイチ・モールドはパーツ分割で色分けされています。
肩部の赤いパーツのスラスター(?)部分のグレーは、シールです。

両腕組立完了です。上腕のロール軸はユルユルです。反対に腕の付け根はガチガチで、ねじ切ってしまわないかと不安になる程です。

握り手と平手のいずれかを選択して手甲パーツを組み付ける方式です。

見えにくいですが、肩に会わせ目が出ます。

脚×2です。オデュッセウスガンダムの状態では、スリッパが真っ白なので妙な感じです。足裏に肉抜き穴はありません。大腿部の外装は、段落ちモールドが無いので側面に合わせ目が出ます。

右脚組立完了です。脚全体が真っ白でもパーツの付け忘れではありません。マルイチはパーツ分割で色分けされています。

膝関節は、ここまで可動します。膝下の外装は左右分割ですが、段落ちモールドになっていて、合わせ目が目立たないようになっています。


一気にオデュッセウスガンダム組立完了です。

この時点では、ペーネロペー用の幅広の股関節パーツを組み付けています。
なぜかコンポジット・ウェポン・ユニットが肩のスラスターに干渉して肘が曲げにくくなっています。

リアアーマーにはグレーの裏打ちパーツがありますが、フロントとサイドのアーマーには裏打ちパーツがありません。

同スケールのHGUC ナラティブガンダムとの比較。まるで親と子。頭ひとつ分以上大きさに差があります。
ここからFF(フィックスド・フライト)ユニットの工程に入ります。

FFユニットのミノフスキークラフト右脚部です。パーツ全てが大きいので、形になるのが早いです。写真にあるユニットは、わずか17パーツで構成されています。赤いスリッパ部は、さながらスキー板のビンディングです。こちらも足裏に肉抜き穴はありません。

下半身に取り付けるFFユニット組立完了です。フロントアーマーは、この大きさで表裏2パーツだけの構成です。こういったところにもガンプラ40年の成型技術の高さが伺えます。

胸部に取り付けるFFユニット組立完了です。

小説「閃光のハサウェイ」の設定画では、モノアイがあり高速飛行時のメインカメラになるとの記述があります。

センサーは付属のシールです。白い装甲の隙間からグレーのフレームが覗くようにパーツ分割されています。

FFユニットの背部ミノフスキークラフト組立途中です。左右貼り合わせで合わせ目が出ます。赤の色分けは、中央の小羽根のみシール再現です。

本体のオデュッセウスガンダムよりも大きいです。完成後に奥行きが大変なことになりそうです。

FFユニットの背部ミノフスキークラフト組立完了です。

大きさもさることながら、重量もかなりのものです。付属のディスプレイ・スタンドで支えられるのでしょうか?

FFユニットのマルチセンサー部組立途中です。上下貼り合わせで合わせ目が出ます。センサーと小羽根の色分けは付属のシールです。

マルチセンサー部と背部ミノフスキークラフトを組み立てて、オデュッセウスガンダムの背中に取り付けることになります。

FFユニットのマルチセンサー部から背部ミノフスキークラフト及び肩部メーンミノフスキークラフト発振器(右前)まで組立完了です。

トサカの赤と白はパーツ分割で色分けされています。

肩部メーンミノフスキークラフト発振器(左右前)組立完了です。

個体差なのか、右前の青いパーツH1⑲が白いパーツE⑦にハマりにくく、ポロリしやすいです。

肩部メーンミノフスキークラフト発振器(右後ろ)組立完了です。

ビーム・サーベル発振器は左右貼り合わせで合わせ目が出ます。肩上部のスラスター(?)部も前後貼り合わせで合わせ目が出ます。


肩部メーンミノフスキークラフト発振器(左右後ろ)組立完了です。

胸及び肩周りに取り付けるFFユニットは、これだけのボリュームがあります。


ビーム・ライフル組立完了です。センサー部はシールです。他はパーツ分割で色分けされていますが、一部合わせ目が出ます。
組立説明書は、この後ペーネロペーに合体⇒フライトフォームに変形⇒オデュッセウスガンダムとFFユニットに分離となっていますが、まずはFFユニットをディスプレイします。
と思い、取り掛かったのですが、下半身に取り付けるFFユニットを固定するパーツの取り付けに大苦戦。挫折してしまいました。
というわけで、ペーネロペーに合体。

赤いスリッパを履かせます。ようやくガンダムらしい脚になりました。

補助脚を下ろします。

FFユニットを右ふくらはぎ部分に取り付け。

FFユニットを右脚側面に取り付け。

ひとまず付属のディスプレイ台座に。
しかし、早くもグラグラするので、直置きに変更。

FFユニットを左ふくらはぎ部分に取り付け。

FFユニットを左脚側面に取り付け。

正面から。

フンドシ部分の装甲を展開。

下半身にFFユニットを取り付けます。

肩フレームを引き出し、ブレードアンテナを折り畳みます。

胸部FFユニットを取り付けます。胸部FFユニットと肩フレームのダボの位置を左右合わせるのに手間取ってしまいました。

リアアーマーを展開。

FFユニットのマルチセンサー部から背部ミノフスキークラフトを取り付けます。

リアアーマーを閉じます。

折り畳んだブレードアンテナを展開。

FFユニットのマルチセンサー部の凹部を、頭部に接する位置に合わせます。

何だか埋もれてる感が…

肩部メーンミノフスキークラフト発振器(左前)を取り付けます。

肩部メーンミノフスキークラフト発振器(右前)を取り付けます。

メーンミノフスキークラフト発振器(左後ろ)を取り付けます。

メーンミノフスキークラフト発振器(右後ろ)を取り付けます。

斜め上から。


真横と後ろから。もう大変なことになっています。



最小限のパーツ数で最高のフォルムが追求されていることを実感できる、オススメのキットです。
大型キットは初めてという方にもオススメできる良キットです。

Ξ(クスィー)ガンダムの発売が待ち遠しいですね。

追記:2022/6/5 6:20 フライト・フォームに変形。FFユニットのマルチセンサー部を展開。

ブレードアンテナを折り畳みます。

頭部を、FFユニットのマルチセンサー部の凹部に収納。

肩部メーンミノフスキークラフト発振器、腰部FFユニット、フロントスカート及びリアスカートを展開。

説明書にはビーム・ライフルを取り外すよう指示がありますが、とくに干渉する部分は無いので、持たせたままです。

両太もものダボ穴に背中のフレームを差し込んで固定し、足首を折り畳めば、フライト・フォームに変形完了です。

追記:2022/6/11 23:20 オデュッセウスガンダムとFF(フィックスド・フライト)ユニットを分離。

オデュッセウスガンダム用の股関節パーツに交換しています。

FFユニットの一覧です。

FFユニット接続用のジョイントを2個使用します。

付属のディスプレイ台座で安定してディスプレイすることができます。

オデュッセウスガンダムと並べて。

MSフォームに合体。ペーネロペー用の股関節パーツは、2年余りの間にユルユルになっていました。

以上、HGUC ペーネロペーでした。

スミ入れと白化したゲート跡のリタッチには、GSiクレオスのリアルタッチマーカーを使用しています。

白のパーツ:リアルタッチグレー1
グレーのパーツ:リアルタッチグレー2
黄色のパーツ:リアルタッチオレンジ1
青色のパーツ:リアルタッチブルー1
口のへの字:ガンダムマーカースミいれ用ブラック/極細タイプ
ミサイル発射口?:リアルタッチグレー3